Summer Sonic 2007 サマーソニック2007
2003年以降ラインナップの充実が著しいサマーソニックだが、今年は今年でまた新たな趣向が凝らされた。最も大きなマリンステージは、東京初日ではブラック・アイド・ピーズをメインとし、アヴリル・ラヴィーンやグウェン・ステファニーといったガール・ポップ勢を据えるという、非常にポップな顔ぶれに。そして東京2日目はUK勢で固め、アルバム2枚というキャリアのアークティック・モンキーズをトリに抜擢。もちろん、年齢的にも歴代サマソニ史上最年少である。こういう形になったことに当時は賛否入り乱れもしたのだが、他のステージのラインナップも充実させることで、チケットは東京は昨年と同様開催前にソールドアウト。集客は、東京で10万人、大阪で8万人を記録したそうだ。
個人的には3年連続通算6度目となり、東京会場に参加。例年インドア中心に活動していて、今年も基本的にはそうしたのだが、アウトドアでは初めてビーチステージに足を踏み入れるなど、少しではあるが活動範囲を拡大してみた。ライヴについてはそれぞれ楽しめるものが多かったが、仕切りのひどさについては相変わらず。例年より若干は改善された面もあったが、要領が悪く客を適確にナビゲートできず、スタッフはこちらが質問した事項にまともに答えられず、と、あまりにもレベルが低い。