Fuji Rock Festival'05/Day 0 前夜祭







自宅を出たのは午後2時過ぎ。夕方6時頃に苗場の宿に到着し、荷物などを部屋に入 れてひと休みした後、会場まで様子を見に行ってみる。キャンプサイト入り口手前にオフィシャルグッズ売り場があって、どうやら今年は前日売りをするらしく、長蛇の列ができていた。少し考え、ここで買ってしまえば翌日からの3日間を少し有効に使えるはずだと思い、列の最後尾に並ぶ。しかし売り子の数が少なく、なかなか列が進まない。売り子は途中から増員されたようで、それからは列が進むようになり、やっと購入。2時間くらいかかってしまい、その間に前夜祭開催を告げる花火も上がっていた。





さて入場ゲートをくぐり、オアシスエリアの中に入ってみると、去年と同様すごい人の数だった。参加者が前日入りすることは、最早珍しいことでも特別なことでもなんでもなくなり、前夜祭もフジロックの一部として立派に成り立っているんだなあと思った。まずは、沖縄そばで腹ごしらえする。


レッドマーキーでは既に前夜祭が始まっていて、DJとライヴが交互に行われていた。その中から、エディ・リーダーのライヴを観た。アコースティックギターにアコーディオンというバンドメンバーを引き連れ、そして自らもアコギを手にしている。まずはマイクを前にして軽く歌いながらPAのスタッフに指示を出し、音量などを調整させていた。それがウォーミングアップの格好になり、いよいよライヴがスタート。小柄な彼女ではあるが、その声には張りと伸びがある。客のテンションも尋常ではない高さになっていて、リアクションも良好だ。2曲目で早くも必殺となる『Perfect』を披露し、場内の雰囲気は最高潮に達した。最後はエディひとりだけとなり、アカペラで切々と歌い上げ、それがまた感動的だった。約20分の短いステージではあったが、個人的にはそれでもかなり満足。





前夜祭はこの後も続いていたのだが、個人的にどうしても観たいというアクトが見当たらず、また翌日以降に備えて体力を温存した方がいいかなと考え、宿に戻ることにした。いよいよフジロックの始まりだ。おととしも去年も雨に見舞われたが、今年は天候に恵まれますように。


(2005.8.19.)
















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