U2 Discography Videos(00's)

Elevation Tour 2001: Live From Boston
Sales Date:2001.12. Produce:
Disc 1 Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤
 Amazon.co.jpで購入(日本盤)
1. Elevation 12. Stay
2. Beautiful Day 13. Bad
3. Until The End Of The World
4. Stuck In A Moment You Can't Get Out Of
5. Kite 14. Where The Streets
Have No Name
6. Gone
7. New York 15. Bullet The Blue Sky
8. I Will Follow 16. With Or Without You
9. Sunday Bloody Sunday 17. The Fly
10. In A Little While 18. Wake Up Dead Man
11. Desire 19. Walk On
Disc 2 1. Another Perspective - The Concert With Alternative Angles
~ Fancam / Directorcam
2. Road Movie - Timelapse Of A Day On The Road
3. Additional Tracks ~
Beautiful Day, September 2000 / Elevation, From Miami, 15th Show
Souvenir, March 2001/ Stuck In A Moment You Can't Get Out Of,
Hanover, Dublin And France, July 2000
4. Trailers ~ 200 TV Live From Sydney / Popmart Live From Mexico City
5. Web Links
6. DVD-Rom Screensavers
7. DVD Credits

 2001年6月のライヴを収録した映像。会場は屋内のアリーナで、選曲も当時の新譜『All That You Can't Leave Behind』からが多いように見受けられる。『In A Little While』では、ボノがラモーンズのジョーイ・ラモーンに対する想いと、この曲を彼の前で聴かせたことを語ってから始まった。初期の曲からもなかなかツボを得たセレクトがされていて、特に『Sunday Bloody Sunday』は、バンドは10年以上ライヴの場ではこの曲を封印していて、エレヴェイションツアーで久々に演奏したとのことだ。また中盤では、花道で『Desire』と『Stay(Faraway,So Close!)』を披露。特に後者はボノとジ・エッジ2人だけのシンプルな演奏だ。

アンコールは、まずはスクリーンにチャールストン・ヘストンが映る。マイケル・ムーアが映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』でも追い詰めていたように、この人はアメリカの銃規制反対団体のシンボルだ。この人の無神経なコメントの後、小さな子供が銃を手にする映像になったところで『Bullet The Blue Sky』のイントロが響き、アンコールが始まるという具合。U2の政治性を帯びたメッセージは、未だ輝きを失わない。『With Or Without You』では、ボノはひとりの女性を引っ張りあげて一緒に花道に寝そべりながら歌い、『The Fly』は原曲とはかなり異なるアレンジで演奏された。メイキング映像では、この日の公演の舞台裏が確認できる(日本盤なのに、字幕がないのは残念)。

以上がDisc 1で、Disc 2はライヴのハイライトシーンのマルチアングル映像、ステージの1日、別バージョンのPV、Zoo TVツアーやPopmartツアーの予告編などが堪能でき、2枚合わせてヴォリューム満載だ。







The Best Of 1990 - 2000
Sales Date:2002.12. Produce:
 Amazon.co.jpで購入(日本盤) Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤
Promos Bonus Track
 1.Even Better Than The Real Thing  17.Please
 2.Mysterious Ways  18.If God Will Send
  His Angels
 3.Beautiful Day
 4.Electrical Storm  19.Who's Gonna Ride
  Your Wild Horses
 5.One
 6.Miss Sarajevo  20.Lemon
 7.Stay (Far Away, So Close!)  21.Last Night On Earth
 8.Stuck In A Moment You Can't Get Out Of
 9.Gone  22.Mofo
 10.Until The End Of The World  23.The Ground Beneath
  Her Feet
 11.The Hands That Built America
 12.Discotheque
 13.Hold Me, Thrill Me, Kiss Me, Kill Me
 14.Staring At The Sun
 15.Numb
 16.The Fly

 同名のベストアルバムとシンクロする、90'sの全PVを網羅した映像。曲の配列は年代順ではなくランダムで、『Achtung Baby』から電脳路線に突入し、『Zooropa』でその路線は更に進み、『Pop』にて結実し、『All That ~』でこうした試行を経て更にひと回り大きくなった形で以前の路線に立ち戻るという、90'sのバンドの歩みを意識させられることはほとんどない。

ただその代わり、個々のPVにおけるU2の映像に対するこだわりがとことんまで掘り下げられている。同じ曲でも複数のPVが存在するものはその全てをフォローし、またそのPV監督が撮影の様子や取り組むに当たっての背景などをコメントしている。ショート・ドキュメンタリーという映像もあって、Pop Martツアーでサラエボを訪れたときの様子が克明に収められているのは、貴重かつ必見。この作品を観て思うのは、U2がその音楽と同様に映像に関してもかなりのこだわりを以って臨んでいることだ。そしてこれらを惜しげもなく商品化してくれていることに、ファンとしてはたまらない喜びを感じている。







Go Home: Live From Slane Castle
Sales Date:2003.11. Produce:
 Amazon.co.jpで購入(日本盤) Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤
Live Bonus Materials
 1.Elevation  20.Mysterious Ways
  (Live September 1, 2001)
 2.Beautiful Day
 3.Until The End Of The World  21.The Unforgettable Fire
  Documentary
 4.New Year's Day
 5.Out Of Control  22.Spincam
  - Interactive Camera Angle
 6.Sunday Bloody Sunday
 7.Wake Up Dead Man   ・Beautiful Day
 8.Stuck In A Moment You Can't Get Out Of
 9.Kite   ・Where The Streets
   Have No Name
 10.Angel Of Harlem
 11.Desire   ・Until The End Of The World
 12.Staring At The Sun  23.U2 Calendar
 13.All I Want Is You  24.Weblinks
 14.Where The Streets Have No Name
 15.Pride (In The Name Of Love)
 16.Bullet The Blue Sky  25.Screensavers
  / Desktop Images
 17.With Or Without You
 18.One
 19.Walk On

 2001年8月に、U2の地元であるアイルランドのスレイン城の敷地内(つまり野外)で行われたライヴを収録した映像。なんと8万人ものオーディエンスが集結した。ライヴは、このときのツアー名にもなっている『Elevation』でスタートし、続く『Beautiful Day』で早くも沸点状態に。しかし選曲は当時の新譜『All That You Can't Leave Behind』に偏ることなく、新旧満遍なくセレクトされている。

ステージ前にはハート型のアーチができていて、ボノはあまりステージ上には立たず、アーチ上で歌うことの方が多い。そして中盤ではそこでアンプラグド・セットが披露され、『Desire』『Staring At The Sun』が演奏された。ボノのMCも頻繁にあるのだが、日本盤でありながら字幕はない(その埋め合わせなのか、ブックレットに日本語訳が掲載されている)。

ボーナス映像も豊富だが、中でも注目は84年作『The Unforgettable Fire』のメイキング。メンバーが眩しいほどに若々しく、ジ・エッジなんてまるで別人だ(笑)。プロデューサーのブライアン・イーノやダニエル・ラノワの姿も確認できて、バンド及びスタッフの制作に賭ける姿勢が確認できる。以前ビデオ化された映像の転用だが、ココに収録されているのは、このアルバムのレコーディングがスレイン城で行われたからだ。他にはパソコンで使用可能なDVD-ROMコンテンツがあって、3曲のライヴ映像を360度のカメラアングルで楽しめたり、壁紙やスクリーンセーバー、カレンダーなどをダウンロードできたりする。







Vertigo//2005: Live From Chicago
Sales Date:2005.11. Produce:
Disc 1 Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤
 Amazon.co.jpで購入(日本盤)
1. City Of Blinding Lights 14. Pride (In The Name Of Love)
2. Vertigo 15. Where The Streets
   Have No Name
3. Elevation
4. Cry / The Electric Co. 16. One
5. An Cat Dubh / Into The Heart
6. Beautiful Day 17. Zoo Station
7. New Year's Day 18. The Fly
8. Miracle Drug 19. Mysterious Ways
9. Sometimes You Can't Make It On Your Own
10. Love And Peace Or Else 20. All Because Of You
11. Sunday Bloody Sunday 21. Original Of The Species
12. Bullet The Blue Sky 22. Yahweh
13. Running To Stand Still 23. 40
Disc 2 1. Beyond The Tour - Documentary
2. Bonus Material
  Surveillance Cuts
・Love And Peace Or Else
・An Cat Dubh / Into The Heart
・Cry / The Electric Co.
・Running To Stand Still
  Alternative Video
・Sometimes You Can't Make It On Your Own

 『How To Dismantle An Atmic Bomb』に伴うワールドツアーで、タイトル通りシカゴ公演を収録したライヴ映像。収録日は2005年5月10日で、ボノの誕生日だった。会場は4万人規模のアリーナで、オープニングSEはアーケイド・ファイアの曲。ステージ前には楕円形の花道ができているが、これはオーディエンスとの距離感を少しでも縮めようというバンドの姿勢だろう。ボノは積極的に花道に繰り出して歌い、時折へりに詰めているオーディエンスとのコミュニケーションもとっている。スクリーンはステージの上の方にあり、また曲によっては簾のような電飾が下りてきて、さまざまな映像が映し出される。

選曲は新譜を軸にしつつも、『Boy』や『War』といったからの初期の作品からも披露される。まるで、バンドが歩んできた歴史を今一度確認するかのように。ボノは、曲の中にスマパンやフーの曲の一節を交えて歌っていた。後半は怒涛の如く代表曲を畳み掛け、アンコールでは今では懐かしくなった感のある電脳時代の曲が歌われ、オーラスは『War』のラストである『40』。最後はメンバーがひとりずつステージを去っていった。ボノとエッジの風貌はあまり変わらないが、ベースのラリーは髪がすっかり銀髪になってしまってぱっと見老け込んだような印象。ドラムのアダムは渋味のある顔立ちになっていた。ボノのヴォーカルは、さすがに以前ほど情熱的ではなくなったが、ことばをじっくりと噛み締めるようにして歌い上げている感じだ。

Disc 2は、ドキュメンタリーとしてライヴ前の会場内外の様子、ファンの声、ファンに応えるメンバー、スタッフのコメントなどが収録。この日のオープニングアクトはキングス・オブ・レオンで、ライヴを終えて楽屋裏に引き上げてきたときの様子がちょっとだけ映っていた。他には赤外線カメラでライヴを捉えたというモノクロの実験的映像もあり、またパソコンに入れるとスクリーンセイバーをダウンロードできる。







18 Singles
Sales Date:2006.11. Produce:
 Amazon.co.jpで購入(日本盤)
Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤
Promos Extras
 1. Beautiful Day  1. The Making Of Vertigo
 2. I Still Haven't Found What I'm Looking For
 3. Pride (In The Name Of Love)
 4. With Or Without You  2. The Making Of One
 5. Vertigo  3. Beautiful Day (Eze Version)
 6. New Year's Day  4. Pride (In The Name Of Love)
  (Slane Castle Version)
 7. Mysterious Ways
 8. Stuck In A Moment You Can't Get Out Of (US Version)
 9. Stuck In A Moment You Can't Get Out Of
 10. Where The Streets Have No Name
 11. Sweetest Thing  5. Vertigo (Lisbon Version)
 12. Sunday Bloody Sunday  6. Vertigo (HQ Version)
 13. One  7. One (Buffalo Version)
 14. Desire  8. One (Restaurant Version)
 15. Walk On  9. Sometimes You Can't
  Make It On Your Own
  (Single Take Version)
 16. Walk On (US Version)
 17. Elevation
 18. Sometimes You Can't Make It On Your Own
 19. The Saints Are Coming

 同名のベストアルバムにシンクロする映像。収録曲はCD盤とほとんど同じだが、『Stuck In A Moment ~』と『Walk On』は2バージョンが収録され、後者のUSバージョンは日本初出となる。エクストラコンテンツにもPVの別バージョンやメイキングなどが多数収録され、『The Making Of Vertigo』は本邦初の映像になる。

ここでの注目は、なんといってもPVのラストに収録されている『The Saints Are Coming』。グリーン・デイと共演した新曲(ザ・スキッズのカヴァー)で、映像は2006年9月に行われたニューオーリンズチャリティーライヴのステージ。長髪になったビリー・ジョーと短髪のボノが対照的で、アダムとマイク、ラリーとトレが並び立つ光景も壮観。世代及びジャンルを超えた両巨頭ががっぷり四つに組み合っているさまが生々しく伝わってきて、観る方が勝手に緊張感を覚えてしまう。













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