U2 Discography Videos(80's~90's)

Under A Blood Red Sky
Sales Date:1983. Produce:
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1. Surrender 8. A Day Without Me
2. Seconds 9. Gloria
3. Sunday Bloody Sunday 10. Party Girl
4. The Electric Co. 11. 11 O'clock Tick Tock
5. October 12. I Will Follow
6. New Year's Day 13. 40
7. I Threw A Brick Through A Window

 83年6月にコロラド州デンバーにある野外会場「レッドロックス」で行われたライヴを収録した映像。初期のバンドの姿を記録した、貴重な作品だ。街の景観から始まり、やがてレッドロックスでの設営風景になる。雨が降りしきっていて、スタッフが暖を取りながら準備を進める。客席が日比谷野音のように扇形に伸びていて、もちろん超満員。U2の横断幕を掲げるファンもいる。メンバーが登場すると前方にファンが押し寄せ、そしてスタートとなる。

開演中は雨はやんでいたように見えたが気温は結構下がっていたとみえ、4人の吐く息は白い。それでもボノは溢れるエネルギーを抑え切れず、終始ステージ上を動き回りながら熱唱し、前に詰めているオーディエンスとタッチを交わし、また時には身を預けたりもする。『Sunday Bloody Sunday』ではボノは白旗を掲げ(恐らくこの時期の定番パフォーマンスだったのでは)、アンコールの『11 O'clock Tick Tock』では、ボノが客席から女性ファンを引き上げ、ステージ上で踊る。女性ファンをステージに上げる行為は、スタイルを変えつつも、いつの時期でも行われているようだ。オーラスは『40』で、最後はメンバーがひとりずつ退場する。







Rattle And Hum
Sales Date:1989. Directed:Phil Joanou
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1. Helter Skelter 13. Bad
2. Van Diemen's Land 14. Where The Streets
Have No Name
3. Desire
4. Exit 15. MLK
5. Gloria 16. With Or Without You
6. I Still Haven't Found What I'm Looking For
7. Silver And Gold 17. Bullet The Blue Sky
8. Angel Of Harlem 18. Running To Stand Still
9. All Along The Watchtower 19. Sunday Bloody Sunday
10. In God's Country 20. Pride(In The Name Of Love)
11. When Love Comes To Town 21. All I Want Is You
12. Heartland

 『The Joshua Tree』で世界的にブレイクし、その勢いでアメリカツアーに出たU2を追ったドキュメンタリー映画。直訳すると「ガラガラ、ブンブン」となるが、日本公開にあたって「魂の叫び」という「らしい」邦題がつけられている。

ビートルズの『Helter Skelter』をカヴァーし、B.B.キングとも共演を果たし、エルヴィス・プレスリーの墓を訪れ、と、ツアーはバンドにとってのルーツ巡礼の旅であり、そしてまたバンドが偉大なる先人たちの魂の正しき継承者として位置づけられていく過程であるようにも見える。そして圧巻は、終盤の『Where The Streets Have No Name/約束の地』のとき。映画はここまでモノクロなのだが、この曲のイントロからカラーに転じるというやり方は劇的だし、観ていてはっとさせられる。

ラリーがエルヴィス宅を訪れるときに切々と語る場面や、教会で『I Still Haven't Found What I'm Looking For/終わりなき旅』を聖歌隊とコラボレートする場面など、彼らの音楽に賭ける真摯で謙虚なあり方は随所ににじみ出ている。







Zoo TV Live From Sydney
Sales Date:
1994./2006.11.
Produce:
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Disc 1 1. Show Opening 14. Dirty Day
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2. Zoo Station 15. Bullet The Blue Sky
3. The Fly 16. Running To Stand Still
4. Even Better Than The Real Thing
5. Mysterious Ways 17. Where The Streets
Have No Name
6. One
7. Unchained Melody 18. Pride
(In The Name Of Love)
8. Until The End Of The World
9. New Year's Day 19. Daddy's Gonna Pay
For Your Crashed Car
10. Numb
11. Angel Of Harlem 20. Lemon
12. Stay
(Faraway, So Close!)
21. With Or Without You
22. Love Is Blindness
13. Satellite Of Love 23. Can't Help Falling In Love
Disc 2 Bonus Track  7.Trabantland
 1.Tryin' To Throw Your Arms Around The World Extra
 2.Desire  8.Video Confessional
 3.The Fly  9.Numb (Karaoke)
 4.Even Better Than The Real Thing  10.DVD-Rom
Documentary  11.DVD Credits
 5.A Fistful Of Zoo TV
 6.Zoo TV - The Inside Story

 







Popmart Live From Mexico City
Sales Date:1998.11. Produce:
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1. Pop Muzik 16. Please
2. Mofo 17. Where The Streets
Have No Name
3. I Will Follow
4. Gone 18. Lemon (Perfecto Mix)
- Intermission
5. Even Better Than The Real Thing
6. Last Night On Earth 19. Discotheque
7. Until The End Of The World 20. If You Wear
That Velvet Dress
8. New Year's Day
9. Pride (In The Name Of Love) 21. With Or Without You
10. I Still Haven't Found What I'm Looking For
11. All I Want Is You 22. Hold Me, Thrill Me,
Kiss Me, Kill Me
12. Desire
13. Staring At The Sun 23. Mysterious Ways
14. Sunday Bloody Sunday 24. One
15. Bullet The Blue Sky 25. Wake Up Dead Man

 『Pop』に伴うツアーから97年12月にメキシコで行われたライヴを収録した映像で、野外スタジアムになんと7万人もの観客が集まったとのこと。まず目を見張るのはステージセットで、巨大な横長のスクリーンが後方にあり、中央にはマクドナルドを思わせる黄色い巨大なアーチが設営されている。そしてステージ向かって右からアリーナ席に向かって花道が弧状に突き出しているといった具合。出だしはメンバーがアリーナ席の中を歩いて登場し、これだけで場内は興奮の坩堝と化す。

選曲は『Pop』を中心としつつも、合間合間にかつての代表曲が織り交ぜられている。『Pop』はU2サイバー路線の締めくくり的な作品なのだが、ライヴはサイバー色に偏ることはなく、U2本来のメッセージ性を帯びた音楽そのものもじっくりと聴かせる形になっている。中盤ではボノとジ・エッジ2人によるアコースティックセットが花道の先で披露され、『Desire』『Staring At The Sun』が切々と歌われる。この後はジ・エッジひとりでの『Sunday Bloody Sunday』の弾き語りバージョンとなった。

視覚的に圧巻だったのはアンコールのとき。銀ギラの巨大なレモンが花道の先にゆっくりと移動し、静止したと思ったらぱかっと開いて、中にはメンバー4人が腕を組んで仁王立ちしている。そしてひとりずつゆっくりとレモンを降りて持ち場につき、最後にボノが『Discoteque』を歌いながらゆっくりと降りて、バンドに加わるという流れだ。終盤の『One』では、自殺したイン・エクセスのマイケル・ハッチェンスに追悼の意を捧げるコメントがあった。『New Year's Day』や『With Or Without You』のときには、ボノの指示でステージの照明が消され、オーディエンスが掲げるライターの火による光で彩られた。







Best Of 1980 - 1990
Sales Date:1999.4. Produce:
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1. Pride (In The Name Of Love) 10. Sweetest Thing
2. New Year's Day 11. Desire
3. With Or Without You 12. When Love Comes To Town
4. I Still Haven't Found What I'm Looking For
5. Sunday Bloody Sunday 13. Angel Of Harlem
6. Bad 14. All I Want Is You
7. Where The Streets Have No Name
8. I Will Follow 15. One Tree Hill
9. The Unforgettable Fire

 同名のベストアルバムとシンクロする、U2の初期10年を総括したPV集。当時の映像表現の技術レベルも関係していると思われるが、映像そのものとして趣向を凝らすよりも、バンドが持ちうるストレートでエモーショナルな姿勢をダイレクトに活かす手法を取ることで、U2が備えている魅力を充分に引き出している。『Where The Streets Have No Name』を撮影した場所は、後にボノの原案を元に映画化される「ミリオンダラー・ホテル」の舞台となるホテルの屋上だ。

2006年現在まで未DVD化で、VHSのみの流通(しかも廃盤状態)。しかし同年11月に『18 Singles(DVD)』がリリースされることで、今作はその役目を終えることになるのかもしれない。







Classc Albums:The Joshua Tree
Sales Date:1999. Produce:
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Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤
1. Very Irish Album
2. I Still Haven't Found What I'm Looking For
3. With Or Without You 8. Where The Streets
Have No Name
4. Edge And The Guitar
5. Flood The Engineer 9. Exit
6. Mothers Of The Disappeared 10. Running To Stand Still
7. Bullet The Blue Sky 11. Sweetest Thing

 ロック名盤アルバムが如何にして作られたのかを解き明かすドキュメンタリーシリーズのU2編。発売日にファンと一緒に並んで買ったというエルヴィス・コステロの発言から始まり、バンドの4人や関係者たちのコメントにより、制作状況やアプローチなどが語られる。当時U2は既にライヴバンドとしての評価が高く、アルバムのセールスがそれに追いついていなかったとのことで、それを挽回するような作品を作ろうという、スタッフ側の強い決意があったようだ。

プロデューサーであるブライアン・イーノやダニエル・ラノワ、ミックスで参加しているスティーヴ・リリィホワイトなどが、技術面やバンドに与えたアドバイスなどを語る(特に雄弁だったのはラノワ)。ボノはなんだか照れくさそうでほとんどことばを発せず、アダムとラリーは割と冷静にバンドの状況を捉えている。そして注目はジ・エッジ。『Where The Streets Have No Name』のデモを自宅で録音したというテープを自ら聴かせる場面があり、とても興味深い(イーノが『Where The Streets ~』の収録に問題ありとして、録音テープを消そうとしたというエピソードも明かされる)。ライヴシーンやPVもふんだんに取り込まれており、単なるドキュメンタリー作品には留まっていない。













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