Travis Discography Original Album
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Sales Date:1997.9. | Produce:Steve Lillywhite | |
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1. All I Want To Do Is Rock | 7. Tied To The 90's | |
2. U16 Girls | 8. I Love You Anyways | |
3. The Line Is Fine | 9. Happy | |
4. Good Day To Die | 10. More Than Us | |
5. Good Feeling | 11. Falling Down | |
6. Midsummer Nights Dreamin' | 12. Funny Thing |
ギターを軸にしたサウンドは、当時のUKロックの流れを汲んでいると思われる。『U16 Girls』や『The Line Is Fine』のコーラス、『Tied To The 90's』の掛け声など、聴いている方が恥ずかしくなるような若さと初々しさが漂っていて、以降の彼らの作品に慣れていると違和感がある。しかし『I Love You Anyways』『Funny Thing』辺りには、スケール感に溢れかつ普遍性を表現する「トラヴィス節」の一端が伺える。 |
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Sales Date:1999.6. | Produce:Mike Hedges、Nigel Godrich、Ian Grimble | |
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1. Writing To Reach You | 6. Turn | |
2. The Fear | 7. Why Does It Always Rain On Me? | |
3. As You Are | 8. Luv | |
4. Driftwood | 9. She's So Strange | |
5. The Last Laugh Of The Laughter |
10. Slide Show |
サウンドはスケール感に溢れ、既にベテランの域に到達したのではないかと錯覚してしまうくらいの自信と風格を感じさせる。『Writing To Reach You』や『Turn』という必殺になる曲も生み出し、国民的バンドにのし上がったトラヴィス。乱立していたギターバンドが次々に失速していく中、彼らはトータルでの表現力を向上させることによって、その存在感を大きくした。ただ個人的には、(マニックスの4枚目や5枚目もそうだが)グレーな音楽性が流行るのは英国ならではかなあと戸惑い、理解するのにかなりの期間を要したのだけど。 |
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Sales Date:2001.6. | Produce:Nigel Godrich | |
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1. Sing | 7. Safe | |
2. Dear Diary | 8. Follow The Light | |
3. Side | 9. Last Train | |
4. Pipe Dreams | 10. Afterglow | |
5. Flowers In The Window | 11. Indefinitely | |
6. The Cage | 12. The Humpty Dumpty Love Song |
「見えないバンド」というタイトルは、主役は自分たちではなく音楽そのものなんだという、彼らの姿勢を表したもののようだ(しかしこの頃のフランは、人目を引くとさかヘアだったが)。サウンドは前作で完成されたトラヴィス節を更に突き詰め、特にフランのヴォーカルの表現力が深化していると感じる。この年フジ・ロック・フェスティバルで2度目の来日を果たし、オアシスやマニックスという英国を代表するバンドと同じステージへの出演が実現。本国では絶対ありえない、豪華リレーを享受した日本のファンは幸せだ。 |
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Sales Date:2003.9. | Produce:Steve Orchard、Tchad Blake、Travis | |
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1. Quicksand | 7. Somewhere Else | |
2. The Beautiful Occupation | ||
3. Re-Offender | 8. Love Will Come Through | |
4. Peace The Fuck Out | 9. Mid-Life Krysis | |
5. How Many Hearts | 10. Happy To Hang Around | |
6. Paperclips | 11. Walking Down The Hill |
リリース直前に出演したサマーソニックでは、インドアステージを希望。2004年はフェスへの出演は控え、年内にはクラブツアーを行いたいと発言しているフラン。ここ2作はサウンドもバンドの視点もオープンだったと思うのだが、その揺り返しなのか、彼らの姿勢も今作のサウンドも内に向いている。しかし暗くも内省的にもなってはいないし、逆に彼らの美意識がぎゅっと圧縮されたような密度の濃さを感じる。バンドは今の4人のメンバー以外での活動はありえないとしていて、その結束力を今一度確かめる時期にもあったようだ。 |