The Rolling Stones Discography Original Album 70's
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Sales Date:1970.9. | Produce:The Rolling Stones & Glyn Johns | |
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1. Jumpin' Jack Flash | 6. Sympathy For The Devil | |
2. Carol | 7. Live With Me | |
3. Stray Cat Blues | 8. Little Queenie | |
4. Love In Vain | 9. Honky Tonk Women | |
5. Midnight Rambler | 10. Street Fighting Man |
2作目のライヴアルバムで、69年のマジソンスクエアガーデン公演の音源が中心。時期としては、映画『Gimme Shelter』とほぼシンクロする。イントロを用いないMCでのオープニングは、今聴くと逆に新鮮。選曲は『Let It Bleed』やこの時期立て続けにリリースされた傑作シングルを中心とするも、『Carol』『Little Queenie』と、チャック・ベリーのカヴァーを含んでいる(キースの趣向か)。哀感漂う『Love In Vain』や、ライヴで一層スリリングさを増す『Midnight Rambler』など、聴きどころは多い。 |
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Sales Date:1971.4. | Produce:Jimmy Miller | |
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1. Brown Sugar | 6. Bitch | |
2. Sway | 7. I Got The Blues | |
3. Wild Horses | 8. Sister Morphine | |
4. Can't You Hear Me Knocking | 9. Dead Flowers | |
5. You Gotta Move | 10. Moonlight Mile |
自主レーベルを設立し、いよいよストーンズ黄金の70'sが幕開けに。どの曲にも厚みがあり、ロックの王者としての自信と風格を感じさせる。『Brown Sugar』は、言わずと知れたバンドの名詞的な曲。モルヒネがテーマの『Sister Morphine』は、当初マリアンヌ・フェイスフルがクレジットに名がないことに激怒したとか。アンディ・ウォーホールが手がけた本物のジッパー付きのジャケット、ねばねばした指=マスターベーションを示すタイトルなど、表現意欲が旺盛なのにも感服。現在もツアーに帯同するサックス奏者のボビー・キーズが、今作より参加。 |
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Sales Date:1972.5. | Produce:Jimmy Miller | |
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1. Rocks Off | 10. Happy | |
2. Rip This Joint | 11. Turd On The Run | |
3. Shake Your Hips | 12. Ventilator Blues | |
4. Casino Boogie | 13. I Just Want To See His Face | |
5. Tumbling Dice | 14. Let It Loose | |
6. Sweet Virginia | 15. All Down The Line | |
7. Torn And Frayed | 16. Stop Breaking Down | |
8. Sweet Black Angel | 17. Shine A Light | |
9. Loving Cup | 18. Soul Survivor |
現在はCD1枚だが、リリース当時はアナログ2枚組だった(ストーンズのキャリアを通しても、オリジナルでは唯一)。アメリカ南部に根ざしたサウンドが中心で、アルバムとしてのインパクトは薄いが、何度も聴き込むことにより深みと味わいが増す。ライヴで演奏されることによって、その良さが再認識される曲が多いと思う。終盤ゴスペル調になる『Tumbling Dice』は、ライヴでも重要なパートを成す曲。『Happy』は、キースがリードヴォーカルを執る曲の頂点に君臨。『Shine A Light』は、個人的に全ストーンズの曲で2番目に気に入っている。 |
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Sales Date:1973.8. | Produce:Jimmy Miller | |
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1. Dancing With Mr. D. | 6. Silver Train | |
2. 100 Years Ago | 7. Hide Your Love | |
3. Coming Down Again | 8. Winter | |
4. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker) |
9. Can You Hear The Music | |
5. Angie | 10. Star Star |
デヴィッド・ボウイの当時の夫人のことを歌った『Angie』は、キャリアを通じて最も人気の高いバラード。しかし他の曲は、及第点こそクリアしているもののそれ以上の「何か」が足らず、結果キャリアを通じて見ると中途半端な出来の作品に留まっている。個人的には、ピアノ奏者が多数動員されていることに注目。「6人目のストーンズ」であるイアン・スチュアートやビリー・プレストン、ニッキー・ホプキンスといった豪華面々で、ピアノを駆使したストーンズサウンドは、次作にて開花する。 |
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Sales Date:1974.10. | Produce:The Glimmer Twins | |
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1. If You Can't Rock Me | 6. Luxury | |
2. Ain't Too Proud To Beg | 7. Dance Little Sister | |
3. It's Only Rock'n Roll (But I Like It) |
8. If You Really Want To Be My Friend |
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4. Till The Next Goodbye | 9. Short And Curlies | |
5. Time Waits For No One | 10. Fingerprint File |
シンプルでストレートなタイトル曲はストーンズ自身のテーマ曲であり、またこんな曲が書けて歌えるのもストーンズくらいのもの(当時はまだフェイセズのメンバーだった、ロン・ウッドがアイディアにひと役買っている)。前作までプロデュースを務めてきたジミー・ミラーが離れ、初のグリマー・ツィンズ(ミック&キース)名義でのプロデュース作品となる。『Time Waits For No One』は、後半でミック・テイラーのソロとニッキー・ホプキンスのピアノがドラマティックに絡み合った名曲だ。 |
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Sales Date:1976.4. | Produce:The Glimmer Twins | |
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1. Hot Stuff | 5. Hey Negrita | |
2. Hand Of Fate | 6. Melody | |
3. Cherry Oh Baby | 7. Fool To Cry | |
4. Memory Motel | 8. Crazy Mama |
抜群のギターテクニックを誇りながら、バンドを去ったミック・テイラー。今作はギタリストをオーディションしながらのアルバム制作となり(ジェフ・ベック加入の噂もあった)、結果ロン・ウッドが後任に落ち着いた。ミックとキースのデュエットナンバー『Memory Motel』は、7分オーバーにしてストーンズバラードの頂点。原曲はキースがエレクトリックピアノを弾き、ライヴではミックが弾きながら歌う名曲だ。個人的に最も好きなストーンズの曲で、この1曲のためだけでも買う価値はある1枚だと思う。 |
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Sales Date:1977.9. | Produce:The Glimmer Twins |
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Disc 2 | 1. Mannish Boy | 5. It's Only Rock'n Roll |
2. Crackin' Up | 6. Brown Sugar | |
3. Little Red Rooster | 7. Jumpin' Jack Flash | |
4. Around And Around | 8. Sympathy For The Devil |
75~76年のツアーを中心にした2枚組ライヴアルバムで、数あるストーンズのライヴ作品の中でも最も充実した内容を誇る。イントロ(このときのツアーからオープニングに採用)『庶民のファンファーレ』から『Honky Tonk Women』のリフへとつながれる瞬間は、何度聴いてもゾクゾクさせられる。Disc 2の冒頭4曲は、R&Bのカヴァーをカナダのクラブ「エル・モカンボ」で収録。大観衆を前にしてのスーパーライヴバンドの姿と、クラブでの原点に立ち返っての演奏の、両方が凝縮されている。 |
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Sales Date:1978.6. | Produce:The Glimmer Twins | |
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1. Miss You | 6. Far Away Eyes | |
2. When The Whip Comes Down | 7. Respectable | |
3. Just My Imagination (Running Away With Me) |
8. Before They Make Me Run | |
4. Some Girls | 9. Beast Of Burden | |
5. Lies | 10. Shattered |
キースがエル・モカンボに向かう途中にヘロイン所持で逮捕され、保釈中の状況でレコーディング。『Before They Make Me Run』は、そのキースの『Happy』に次ぐ代表曲となる。ディスコブームに対するストーンズの返答とされた『Miss You』は、実は後半のサックスソロこそがヤマ場だと思っていて、元キング・クリムゾンのメル・コリンズによる名演だ。『Far Away Eyes』は、久々のカントリー調の曲。メンバーの女装ジャケットも話題になった。 |