The Prodigy Discography Original Album

Experience
Sales Date:1992.10. Produce:Riam Howlett
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1. Jericho 7. Out Of Space
2. Music Reach (1/2/3/4) 8. Everybody In The Place
(155 And Rising)
3. Wind It Up
4. Your Love (Remix) 9. Weather Experience
5. Hyperspeed
(G-Force Part 2)
10. Fire (Sunrise Version)
11. Ruff In The Jungle Bizness
6. Charly (Trip Into
Drum And Bass Version)
12. Death Of The
Prodigy Dancers (Live)

 あくまで想像ではあるが、デビュー時のプロディジーはアルバムというスタイルにこだわりがなく、チャート変動が激しいシングル、及びファンとのナマのコミュニケーションの場であるライヴにこだわっていたのではないだろうか。テクノ~レイヴシーンの中で"瞬発力"で勝負することにこだわり、今作もシングルが積もっていつのまにかまとまった曲数になった結果出来上がった作品のように思える。個人的には、『Wind It Up』『Your Love』での鍵盤を叩く音が生ピアノに近く、印象的だ。







Music For The Jilted Generation
Sales Date:1995.2. Produce:Neil McLellan
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1. Intro 7. The Heat (The Energy)
2. Break & Enter 8. Poison
3. Their Law
(Featuring Pop Will Eat Itself)
9. No Good (Start The Dance)
10. One Love (Edit)
4. Full Throttle The Narcotic Suite
5. Voodoo People 11. 3 Kilos
6. Speedway
(Theme From Fastlane)
12. Skylined
13. Claustrophobic Sting
CD Single 1. Charly (Alley Cat Mix)
2. Everybody In The Place (Fairground Remix)
3. Out Of Space (Techno Underground Remix)

 ヴォーカルが少なく、ノンストップに近い形で78分も曲が続き、更にCDシングルまで付加して(これは日本オンリー?)ダメ押し。テクノ~ブレイクビーツを徹底して推し進める一方、『Poison』『One Love』では、次作で炸裂するロックバンドスタイルの萌芽が確認できる。リアム・ハウレットのクリエイターとしての力量は、アルバム(あるいはライヴハウスも)といった枠を活かしつつ、枠を振り切り突き破ってその向こう側にまで行こうとしているように思える。







The Fat Of The Land
Sales Date:1997.7. Produce:Liam Howlett
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1. Smack My Bitch Up 6. Mindfields
2. Breathe 7. Narayan
3. Diesel Power 8. Firestarter
4. Funky Shit 9. Climbatize
5. Serial Thrilla 10. Fuel My Fire

 90'sの中盤、多くのロックバンドはヒップホップとテクノをどう取り込むかということに固執したが、プロディジーはテクノの側からコレをやった。ギターやドラムなどの生音とテクノビーツが融合し、更には前作までは希薄だったライヴのグルーヴ感を表現することにも成功。音楽のジャンルの垣根までブチ壊した奇蹟のアルバムで、個人的には『Nevermind』や『Odelay』よりも、今作を90'sを代表する1枚として挙げたい。『Narayan』にはクリスピアン・ミルズが参加している。







Always Outnumbered, Never Outgunned
Sales Date:2004.8. Produce:Dave Pemberton、Jan Kybert
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1. Spitfire 8. Medusa's Path
2. Girls 9. Phoenix
3. Memphis Bells 10. You'll Be
Under My Wheels
4. Get Up Get Off
5. Hot Ride 11. The Way It Is
6. Wake Up Call 12. Shoot Down
7. Action Radar 13. More Girls

 『The Fat Of The Land』での大成功を受けて、次の一手をどう打つかという混迷の日々が続いたに違いない。ツアーに明け暮れる中でダンサーのリロイが脱退。また2002年にシングル『Baby's Got A Temper』のリリースはしたが、進化の見られない中途半端な出来に留まった。リアムはこの路線でアルバムを制作することに危機感を感じ、一旦リセット。その結果、女優のジュリエット・ルイスやオアシスのギャラガー兄弟をゲストに招く一方、マキシムとキースを参加させないというユニークな布陣をとる。音は幾分ファンク色が濃くなり、かつバンドが次のフィールドに差し掛かったことを感じさせる力作になっていて、7年待った甲斐があったと思わせる出来。キースとマキシムも加わるであろう、ライヴでの演奏も楽しみである。













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