Oasis Discography Original Album

Definitely Maybe
Sales Date:1994.8. Produce:Mark Coyle & Oasis
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1. Rock 'n' Roll Star 8. Supersonic
2. Shakermaker 9. Bring It On Down
3. Live Forever 10. Cigarettes & Alcohol
4. Cloudburst 11. Digsy's Dinner
5. Up In The Sky 12. Slide Away
6. Sad Song 13. Married With Children
7. Columbia

 弟リアムが中心になって活動していたバンドに、インスパイラル・カーペッツのローディーをしていた兄ノエルが加わって、オアシスは離陸した。同じマンチェスターの出身であるストーン・ローゼズのフォロワーだと公言し、同世代の他のバンド連中には言いたい放題。そして全曲がシングルカットできそうな"みんなが歌える"ポップチューンの洪水に、新しい時代の到来を感じた人は多いはずだ。この年9月、早くも初来日公演が実現。この頃はまだ"アンコールなし"を売りにしていたオアシスだが、最終の名古屋では世界初となるアンコールが実現した。







(What's The Story) Morning Glory?
Sales Date:1995.10. Produce:Owen Morris & Noel Gallagher
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1. Hello 7. Some Might Say
2. Roll With It 8. Cast No Shadow
3. Wonderwall 9. She's Electric
4. Don't Look Back In Anger 10. Morning Glory
5. Hey Now! 11.
6. 12. Champagne Supernova

 4月にドラマーのトニー・マッキャロルがクビになり、代わってポール・ウェラーの盟友スティーヴ・ホワイトの弟アランが加入。前作でエンジニアを務めていたオーウェン・モリスがプロデュースに携わり、鉄壁の布陣となった。そして8月の2度目の来日公演を終えたというタイミングでリリース。本国イギリスはおろか、アメリカでも商業的に成功を収め、今なおバンド代表作の誉れ高い。『Cast No Shadow』は、当時ヴァーヴで活動していたリチャード・アシュクロフトのことを歌った曲。『Champagne Supernova』には、ウェラーがギターで参加している。







Be Here Now
Sales Date:1997.8. Produce:Owen Morris & Noel Gallagher
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1. D'You Know What I Mean? 7. Fade In-Out
2. My Big Mouth 8. Don't Go Away
3. Magic Pie 9. Be Here Now
4. Stand By Me 10. All Around The World
5. I Hope, I Think, I Know 11. It's Gettin' Better (Man!!)
6. The Girl In The Dirty Shirt 12. All Around The World (Reprise)

 裏ジャケやパッケージの帯には、「AUGUST 21 THURSDAY」とアルバムのリリース日が刻印。前2作での成功を受ける形で、演る側にとっても聴く側にとっても、待ちに待った作品となった。デビュー時からビートルズに傾倒していることを公言しているギャラガー兄弟だが、今作はそれが最も露骨に表れている。この開き直りこそが今までのオアシスには足りなかったと感じていて、個人的には最も好きな作品。ただし、世の中的には好セールスを記録するものの、本国イギリスでは酷評。後にノエル自身も、今作に対して否定的な発言をすることになる。







Standing On The Shoulder Of Giants
Sales Date:2000.2. Produce:Mark Stent & Noel Gallagher
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1. Fuckin' In The Bushes 6. Gas Panic!
2. Go let It Out 7. Where Did It All Go Wrong?
3. Who Feels Love? 8. Sunday Morning Call
4. Put Yer Money
Where Yer Mouth Is
9. I Can See A Liar
10. Roll It Over
5. Little James 11. Let's All Make Believe

 前作に下された、酷評を挽回すべく制作された。冒頭のインスト『Fuckin' In The Bushes』には意表を突かれるが、続く『Go let It Out』でオアシス節が健在であることを確認。『Little James』はリアムが初めて書いた曲で、前妻パッツィとの間に生まれた子供のことを歌った曲だ。全体的に実験性を追求した曲が多く、全曲シングルカットできそうなファーストとは対極にあると感じ、酷評を払拭するまでには至っていない。そしてレコーディング完了直後に、ギグジーとボーンヘッドの、バンドを支えてきた両輪が脱退する。







Familiar To Millions
Sales Date:2000.11. Produce:
Disc 1 Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤/UK盤
 Amazon.co.jpで購入(日本盤) 1. Fuckin' In The Bushes 6. Acquiesce
2. Go let It Out 7. Step Out
3. Who Feels Love? 8. Gas Panic!
4. Supersonic 9. Roll With It
5. Shakermaker 10. Stand By Me
Disc 2 1. Wonderwall 5. Hey Hey, My My
2. Cigarettes & Alcohol 6. Champagne Supernova
3. Don't Look Back In Anger 7. Rock 'n' Roll Star
4. Live Forever 8. Helter Skelter

 アンディ・ベル(ライド~ハリケーン#1)とゲム(ヘヴィー・ステレオ)が後任としてバンドに加入し、ツアーは日本からスタート。途中ノエルがツアー脱退を表明するも、本国イギリスでは復帰。今作は、7月21日のウエンブリースタジアム公演を収録した、バンド初のライヴアルバム(『Helter Skelter』は別)。不安定なバンドの状態に対し、解散騒ぎが絶えなかった頃だが、ここに収められている観衆のオアシスコールはやはり圧倒的だ。この時期のリリースは、新メンバーであるアンディとゲムにも印税が入るようにという、ノエルの配慮だと思われる。







Heathen Chemistry
Sales Date:2002.6. Produce:"The Band"
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1. The Hindu Times 8. (Probably) All In The Mind
2. Force Of Nature 9. She Is Love
3. Hung In A Bad Place 10. Born On A Different Cloud
4. Stop Crying Your Heart Out
5. Songbird 11. Better Man
6. Little By Little 12. You've Got The Heart Of A Star
7. A Quick Peep

 新生オアシスを高らかに告げる、渾身の一作。キャリア初のセルフプロデュースとなり、リアムのほかアンディとゲムも作曲に参加。これまでノエルひとりが背負い込んでいた重圧が分散され、そしてバンドの結束がより一層固くなったことを感じさせる。『You've Got The Heart Of A Star』は日本オンリーのボーナストラックで、この後24分余りの無音状態を経て、ヒドゥントラック(インスト)が収められている。リリースに先駆けてバンドはプロモ来日を果たし、MTVのイベントでライヴを披露。そして9月には、約2年半ぶりとなる単独来日公演を行った。







Don't Believe The Truth
Sales Date:2005.5. Produce:D. Sardy & Noel Gallagher
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1. Turn Up The Sun 9. Keep The Dream Alive
2. Mucky Fingers 10. A Bell Will Ring
3. Lyla 11. Let There Be Love
4. Love Like A Bomb 12. Can Y'ee It Now?
(I Can See It Now)
5. The Importance Of Being Idle
6. The Meaning Of Soul 13. Sittin' Here In Silence
(On My Own)
7. Guess God Thinks I'm Abel
8. Part Of The Queue

 ドラマーのアラン・ホワイトがクビになり、レコーディングではノエルがドラムを叩いた。曲はメンバー4人が分け合って書く形となり、ノエル5曲(+ボーナストラック2曲)、リアム3曲、アンディ2曲、ゲム1曲という具合。ますますノエルが曲作りのプレッシャーから解放される反面、音としてのアルバムの統一感には欠け、また決定的な曲も『Lyla』1曲しか見当たらない。作品としては過度期的、分岐点的な位置づけになると思っていて、しかしバンドのコンビネーションはより蜜になり、上昇していると感じる。ライヴではザック・スターキーがドラムを担当し、2005年は夏にサマーソニックのヘッドライナーとして来日し、11月に3年ぶりの単独来日公演を行う。













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