Manic Street Preachers Discography Original Album
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Sales Date:1992.2. | 1. Slash N' Burn | 10. Amother Invented Disease |
Produce:Steve Brown | 2. Nat West - Barclays - Midlands - Lloyds |
11. Stay Beautiful |
Amazon.co.jpで購入 −日本盤/UK盤 |
12. So Dead | |
3. Born To End | 13. Repeat (Uk) | |
4. Motorcycle Emptiness | 14. Spectators Of Suicide | |
5. You Love Us | 15. Damn Dog | |
6. Love's Sweet Exile | 16. Crucifix Kiss | |
7. Little Baby Nothing | 17. Methadone Pretty | |
8. Repeat (Stars And Stripes) | 18. Condemned To Rock 'N' Roll | |
9. Tennessee | 19. A Vision Of Dead Desire |
「デビューアルバムを世界中でナンバーワンにしてそれで解散する」—。リッチーが会見中にカミソリで自らの腕を刻んだ"4 Real事件"—。そして放たれた今作。リッチーとジェームスのギターが基調ではあるがそれだけに依存せず、偉大な先人のファクターを継承した部分も随所に見え隠れする。ヘヴィーメタルともハードロックともつかず、強いて言えばネオ・パンクなのか。ジャンル分け不能のサウンド及びバンドとしてのあり方は、同時期に全米を席巻していたニルヴァーナのUK版のように思えた。個人的にはサウンドは軽いと思うのだが、それを補って余りあるスピリットに打ちのめされる。 |
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Sales Date:1993.6. | Produce:Dave Eringa | Amazon.co.jpで購入−日本盤/UK盤 |
Disc 2 | 1. Slash 'N' Burn | 4. Tennessee |
2. Crucifix Kiss | 5. You Love Us | |
3. Motown Junk |
作られるはずのなかったセカンドアルバム。それは彼らが敗れ去ったことの証明であり、同時に新たなる模索の始まりだ。今でこそそんなこともあったと穏やかに振り返ることができるが、解散撤回宣言は多くのファンにとっての"裏切り行為"であったに違いない。サウンドはファーストよりも落ち着いたたたずまいになり、聴きやすい仕上がりになっている。ここで紹介しているのは、92年の初来日Club Citta公演を収録したボーナスディスク付き(恐らく現在は廃盤)。『Slash 'N' Burn』の大合唱を始め、当時の熱狂ぶりが刻印されている。 |
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Sales Date:1994.6. | Produce:Steve Brown | |
Amazon.co.jpで購入 −日本盤/UK盤 |
1. Yes | 9. Faster |
2. Ifwhiteamericatold thetruthforoneday it'sworldwouldfallapart |
10. This Is Yesterday | |
11. Die In The Summertime | ||
12. Intense Humming Of Evil | ||
3. Of Walking Abortion | ||
4. She Is Suffering | 13. P.C.P. | |
5. Archives Of Pain | 14. Drug Drug Druggy (Live) | |
6. Revol | 15. Roses In The Hospital (Live) | |
7. 4st 7lb | 16. You Love Us (Live) | |
8. Mausoleum | 17. New Art Riot (Live) |
政治的要素が色濃い歌詞は一層過激になり、しかしサウンド面では大きな変化が。デビュー時はあらゆるジャンルをミキサーに突っ込んで砕き、そうした中でハードロック~パンク路線を基調にしたサウンドだったが、ここでは洗練され透明感のある曲が目立つようになる。白とも黒ともつかない灰色カラー的立ち位置は、前進を続けるために見出した活路なのか。しかし、95年2月からスタートする予定だった全米ツアーを目前にして、突如リッチーが失踪(以後現在に至るまで消息不明)。バンドは活動を停止し、大きな選択を迫られることになる。 |
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Sales Date:1996.6. | Produce:Mike Hedges | |
Amazon.co.jpで購入 −日本/UK/US |
1. Elvis Impersonator: Blackpool Pier |
8. No-One Knows What It's Like To Be Me |
2. A Design For Life | 9. Removables | |
3. Kevin Carter | 10. Australia | |
4. Enola/Alone | 11. Interiors (Song For Willem De Kooning) |
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5. Everything Must Go | ||
6. Small Black Flowers That Grow In The Sky |
12. Black Garden | |
13. Further Away | ||
7. The Girl Who Wanted To Be God | 14. No Surface All Feeling |
リッチー不在のまま活動を再開することを決意したバンド。リッチーが書き残した詞はそのまま5曲に採用。悲しみを背負いつつ、リッチーの居場所を確保しつつ更に前進を続ける。サウンドはストレートなロックンロールへ。そしてこれが、マニックスを"国民的バンド"へと押し上げる。個人的には、マニックスの全アルバム中最もピンと来ない作品(汗)。タイトル曲をはじめ『A Design For Life』『Kevin Carter』『Australia』などがヒットを記録するが、この辺りのポップセンスが英国人のツボなのかなあ、と目を白黒させるばかりである。 |
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Sales Date:1998.9. | Produce:Dave Eringa | |
Amazon.co.jpで購入 −日本/UK/US |
1. Everlasting | 8. You're Tender And You're Tired |
2. If You Tolerate This Your Children Will Be Next |
9. Born A Girl | |
10. Be Natural | ||
3. You Stole The Sun From My Heart |
11. Black Dog On My Shoulder | |
12. Nobody Loved You | ||
4. Ready For Drowning | 13. S.Y.M.M. | |
5. Tsunami | 14. Socialist Serenade | |
6. My Little Empire | 15. Black Holes For The Young | |
7. I'm Not Working |
初めて聴いたときは、これがほんとうにマニックスのアルバムなのかと我が耳を疑った。グレー色のサウンドが一層色濃くなり、ポップともロックともつかない、不思議な仕上がりになった。初期の荒々しいサウンドを思えば、とても同じバンドとは思えないほどの変貌ぶりだ。しかし、彼らがくぐり抜けてきた幾多の至難、幾多の試練を経てたどり着いた理想郷なのだと思い当たるのに、さほどの時間はかからなかった。今作で英国の国民的バンドの地位を揺るぎないものとし、6年ぶりとなる来日公演も実現。個人的にはマニックスのベストアルバムです。 |
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Sales Date:2001.3. | 1. Found That Soul | 11. My Guernica |
Produce:Dave Eringa | 2. Ocean Spray | 12. The Convalescent |
Amazon.co.jpで購入 −日本/UK/US |
3. Intravenous Agnostic | 13. Royal Correspondent |
4. So Why So Sad | 14. Epicentre | |
5. Let Robeson Sing | 15. Baby Elian | |
6. The Year Of Purification | 16. Freedom Of Speech Won't Feed My Children |
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7. Wattsville Blues | ||
8. Miss Europa Disco Dancer | 17. Just A Kid | |
9. Dead Martyrs | 18. The Masses Against The Classes |
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10. His Last Painting |
前作はいろいろな意味で区切りになったんだな、これでバンドも吹っ切れたんだな、と思わせる今作での新展開。初期の作品に見られた荒々しさやギラギラした危なさが底辺に位置しているが、決して逆行や回顧などではなく、更なる挑戦のために用いられた手段だ。前作や前々作を通過したことを証明する幅の広がりを備えていた曲も数多くあって、バラエティに富んだ仕上がりになっている。本作発表に先駆けたライヴを、なんとキューバで敢行。アメリカを始めとする西側諸国でのライヴが今後できなくなるかもしれないというリスクに動じるどころか、プラスに転化させ大成功を収める。カストロ議長と握手を交わすジェームスは、誇らしげに見えた。 |
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Sales Date:2004.10. | Produce:Greg Haver、Tony Visconti | |
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1. 1985 | 8. Glasnost |
2. Love Of Richard Nixon | 9. Always/Never | |
3. Empty Souls | 10. Solitude Sometimes Is | |
4. Song For Departure | 11. Fragments | |
5. I Live To Fall Asleep | 12. Cardiff Afterlife | |
6. To Repel Ghosts | 13. The Soulmates | |
7. Emily | 14. Antarctic |
2002年にリリースされたグレイテストヒッツ、及びそれにリンクする形でのツアーは、充実していた反面解散の噂をも引き起こした。がしかし、その後メンバーはトニー・ヴィスコンティとの接触を図り、セッションを繰り返す。そして最終的には、3曲が日の目を見ることに。他はベスト盤収録のシングル『There By The Grace Of God』で制作を共にしたグレッグ・ヘイヤーとの仕事の成果で、トータル感と洗練さが復活した、堂々の出来になっている。タイトルは「生命の源」の意。日本盤ブックレットには、長年バンドを撮影し続けてきた、ミッチ池田氏のコメントが掲載されている。 |