Kraftwerk Discography Original Album

Kraftwerk
Sales Date:1970. Produce:Ralf Hutter、Florian Schneider
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1. Ruckzuck
2. Stratovarius
3. Megaherz
4. Von Himmel Hoch






Kraftwerk 2
Sales Date:1971. Produce:Ralf Hutter、Florian Schneider
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1. Klingklang 4. Spule 4
2. Atem 5. Wellenklange
3. Storm 6. Harmonika






Ralf & Florian
Sales Date:1973. Produce:Ralf Hutter、Florian Schneider
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1. Electrisches Roulette 4. Heimatklange
2. Tongebirge 5. Tanzmusik
3. Kristallo 6. Ananas Symphonie






Autobahn
Sales Date:1974. Produce:Ralf Hutter、Florian Schneider
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1. Autobahn
2. Kometenmelodie 1
3. Kometenmelodie 2
4. Mitternacht
5. Morgenspaziergang

 ドイツのレーベルであるフィリップスからの最後の作品となった今作は、以後のクラフトワークの音楽的方向性を決定づけた、ターニングポイント的な作品だ。聴きどころは、なんと言っても23分オーバーの大作である「高速道路」の意のタイトル曲(22年後、プライマル・スクリームがこの曲のモチーフを継承した『Autobahn 66』を制作)。浮遊感に溢れた不思議な世界観を構築し、プログレとは異なる形で電子機器を際立たせている。ヴォルフガング・ツルールとクラウス・ローダーを加えた4人編成となり、表現力に幅が出るようになった。







Radio-activity
Sales Date:1976. Produce:Ralf Hutter、Florian Schneider、Emil Schult
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1. Geiger Counter 7. The Voice Of Energy
2. Radioactivity 8. Antenna
3. Radioland 9. Radio Stars
4. Airwaves 10. Uranium
5. Intermisson 11. Transister
6. News 12. Ohm Sweet Ohm

 シングル『Autobahn』のヒットを受け、メジャーレーベルのキャピトルとの契約を勝ち取っての第1弾。タイトルはワンワードでは『放射能』の意だが、ハイフンを入れることにより、空気の中を流れる「波」を表現することをテーマとしていたようだ。全体的に暗く重たい音の連続で、商業的にも成功せず、前後の作品のようなインパクトにも欠けていたため谷間のイメージが強い。クラウス・ローダーがバンドを離れ、カール・バルトスが後任として加入している。







Trance-Europe Express
Sales Date:1977. Produce:Ralf Hutter、Florian Schneider
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1. Europe Endless 5. Metal On Metal
2. The Hall Of Mirrors 6. Franz Schubert
3. Showroom Dummies 7. Endless Endless
4. Trans-Europe Express

 サウンド的には前作を継承し、そして『Autobahn』のインパクトがプラスされた。タイトル曲では「イギー・ポップとデヴィッド・ボウイに会った」という象徴的な歌詞があるが、この時期のボウイはクラフトワークに傾倒していた。ライヴ前のBGMにはクラフトワークを流し、やがてはベルリンに移住して『Low』『Heroes』といった傑作を作り上げている。ボウイの2作が以後のオルタナティヴに絶大な影響を及ぼしたように、この時期のクラフトワークの作品は、90's以降のテクノ隆盛の礎になった。日米では、なぜか裏ジャケの方がオリジナルになっている。







The Man Machine
Sales Date:1978. Produce:Ralf Hutter、Florian Schneider
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1. The Robots 4. The Model
2. Spacelab 5. Neon Lights
3. Metropolis 6. The Man-Machine

 代表作『The Robots』『The Man Machine』、佳曲『The Model』を含む傑作アルバム。またサウンドだけでなく、ジャケットアートに見られるようなメンバーの服装や髪型なども包含した「テクノ・ポップ」のジャンルを確立した、記念碑的作品だ。SF映画の古典的名作「メトロポリス」をモチーフにし、電子機器の能力をフルに発揮させて近未来的イメージを完璧なまでに構築している。この年、クラフトワークと双璧を成すYMOがデビュー。「テクノ・ポップ」ということばは、坂本龍一が最初に言ったのだそうだ。







Computer World
Sales Date:1981. Produce:Ralf Hutter、Florian Schneider
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1. Computer World 5. Computer Love
2. Pocket Calcultor 6. Home Computer
3. Numbers 7. It's More Fun To Compute
4. Computer World 2

 常に時代の一歩先を行っていたはずのクラフトワークが、この頃にはもう身近になっていたコンピューターをテーマに選んだことで、当時は受けがあまりよくなかったようだ。しかし10年以上を経た後で聴き返すと、他の作品に比べてもその質は少しも落ちてはいないと感じる。『Numbers』は英語、ドイツ語、フランス語そして日本語で歌われ(というか1から4までを数えているだけだが)、『Pocket Calcultor』は、日本盤にはその名も『Dentaku』として、ボーナストラック収録。そしてこの年には、初来日公演が実現している。







Electric Cafe
Sales Date:1986. Produce:Ralf Hutter、Florian Schneider
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1. Boing Boom Tschak 4. The Telephone Call
2. Techno Pop 5. Sex Object
3. Musique Non Stop 6. Electric Cafe

 『Techno Pop』という作品で83年にリリースされる予定だったのだが、86年にまで持ち越された。当時はリミックス全盛の時期で、クラフトワークまだこんなことを?という時代遅れの感が漂っていたらしい。しかし時が流れ、大量生産されたリミックス群が80'sのみにしか機能しなかったのに対し、今作はなおもリアルに響く。それは重厚な音作りをしながらもポップかつ解放的で、ダンスミュージックとしても機能できる資質を備えていたからだと思う。







Tour De France
Sales Date:2003. Produce:
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1. Prologue 7. Aero Dynamik
2. Tour De France 03 - Etape 1 8. Titanium
3. Tour De France 03 - Etape 2 9. Elektrokardiogramm
4. Tour De France 03 - Etape 3 10. La Forme
5. Chrono 11. Regeneration
6. Vitamin 12. Tour De France

 表題曲は83年にシングルとしてリリースされたもので、2003年で100周年となるフランスの自転車レースの公式サウンドトラックとして、アルバムが制作された。20年前の焼き直しと拡大再生産かと思いきや、なんとほとんどが新曲。3パターンある表題曲の2003年バージョンは、組曲風でありながらダンスミュージックとしても充分機能しうる、快心の出来。過去の実績や若きアーティストからのリスペクトにふんずり返ることなく、現役アーティストとして勝負に出るのだという意気込みが伺える。国内盤では、CDエクストラ仕様で『Tour De France 03 - Etape 2』のPVを観ることができる。テクノ・ゴッドが還って来た!











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