King Crimson Discography Album '73 - '75

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Robert Fripp Guitar、Mellotron
John Wetton Bass、Vocal
Bill Bruford Drums
David Cross Keyboards、Piano
Jamie Muir Percussion



Larks' Tongues In Aspic
Sales Date:1973. Produce:King Crimson
 Amazon.co.jpで購入(日本盤)
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1. Larks' Tongues In Aspic, Pt.1
2. Book Of Saturday
3. Exiles
4. Easy Money
5. Talking Drum
6. Larks' Tongues In Aspic, Pt.2

 イエスからビル・ブルッフォードを引き抜き、旧友ジョン・ウェットンを迎え、更にはオーディションでメンバーを集めてバンドを一新。以前のコンセプチュアルなバンドとは大きく変わり、メンバー間のインプロヴィゼーションに重きを置いた集団となって帰って来た。ジョン・ウェットンのヴォーカルが冴える、『Easy Money』(個人的に、ウェットンはプログレ界最高のヴォーカリストだと思う)。冒頭とラストに鎮座する『Larks' Tongues In Aspic/太陽と戦慄』は、今後様々な形で引き継がれ、クリムゾンの生命維持装置のような役割を果たして行く。







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Robert Fripp Guitar、Mellotron
John Wetton Bass、Vocal
Bill Bruford Drums
David Cross Keyboards、Piano



Starless And Bible Black
Sales Date:1974. Produce:King Crimson
 Amazon.co.jpで購入(日本盤)
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1. Great Deceiver 5. Trio
2. Lament 6. Mincer
3. We'll Let You Know 7. Starless And Bible Black
4. Night Watch 8. Fracture

 ジェイミー・ミューアが脱退し、それを補わんとするブルッフォードのドラムが、一層力強さを増す。今作はライヴレコーデイングとスタジオレコーディングを編集した変則的な作品だが、そうしたつぎはぎ感は薄い。サウンドは更にハードでヘヴィーな方向に向かい(特に後半2曲は)、遂に「ヘヴィーメタル」クリムゾンが完成。エゴのぶつかり合いではない、メンバーおのおのによるプレイの凌ぎ合いがたまらない。後年Toolを始め、この時期のクリムゾンのサウンドに影響を受けた若いバンドは多い。個人的にも、この時期のクリムゾンが最も好きだ。







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Robert Fripp Guitar、Mellotron
John Wetton Bass、Vocal
Bill Bruford Drums



Red
Sales Date:1974. Produce:King Crimson
 Amazon.co.jpで購入(日本盤)
Amazon.co.jpで購入−日本盤/UK盤/US盤
1. Red
2. Fallen Angel
3. One More Red Nightmare
4. Providence
5. Starless

 デヴィッド・クロスも脱退してしまい、凄腕ミュージシャン3人が「残るべくして残った」。しかしかつてのメンバーがゲスト参加し、サウンドも含めキャリア集大成的作品に。ヘヴィーな冒頭のタイトル曲、ウェットンの憂いを帯びたヴォーカルが印象的な『Fallen Angel』、12分オーバーの大作『Starless』・・・。限界値に向かわんとする終末感が全編を包み、ラスト『Starless』では悟りの境地に到達したかのような至高の演奏を。中盤以降延々と続くインプロヴィゼーションは、儚くも美しい。個人的には最も好きなクリムゾンの作品であり、生涯ベストの中にも数えている。やるべきことはやり尽くしたという充実感か、それとも袋小路にはまって抜け出せなくなったのか、リリースの前日にフリップはバンド解散を表明。







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Robert Fripp Guitar、Mellotron
John Wetton Bass、Vocal
Bill Bruford Drums
David Cross Keyboards、Piano



USA
Sales Date:1975.4. Produce:King Crimson
 Amazon.co.jpで購入(日本盤)
Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤
1. Walk On ... No Pussyfooting 6. Easy Money
2. Larks' Tongues In Aspic, Pt.2 7. 21st Century Schizoid Man
3. Lament 8. Fracture
4. Exiles 9. Starless
5. Asbury Park

 リリースは『Red』より後になるが、74年のデヴィッド・クロス在籍時のツアーを収録したライヴアルバム。『Earthbound』同様長らく未CD化だったが、冒頭及びラスト2曲が新たに追加され、より完全に近い形となって2002年にCD化された。当時ロキシー・ミュージックのメンバーだった、エディ・ジョブスンが3曲で参加。冒頭に使われているインストは、72年にフリップがブライアン・イーノとコラボレートした作品の引用だ。ラスト2曲が入ったことでトータルの印象はまるで変わり、4枚組Box『The Great Deceiver』のコンパクト盤となり、また手っ取り早くこの時期のライヴを堪能できる、非常にありがたい作品になった。











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