King Crimson Discography Album '69 - '72

Member
Robert Fripp Guitar、Mellotron
Pete Sinfield Words
Greg Lake Bass、Vocal
Ian McDonald Sax、Flute、Mellotron
Michael Giles Drums



In The Court Of The Crimson King
Sales Date:1969. Produce:King Crimson
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1. 21st Century Schizoid Man (Including Mirrors)
2. I Talk To The Wind
3. Epitaph
(Including March For No Reason/Tomorrow And Tomorrow)
4. Moonchild (Including The Dream/The Illusion)
5. Court Of The Crimson King
(Including The Return Of The Fire Witch/The D

 20数秒の静寂を爆音でブチ破るイントロ、「猫の忍び足 鉄の爪~」という歌詞、ジャズ的要素をも備えた即興的な演奏、この曲をイメージしたと言われるジャケット・・・。何もかもが衝撃的だった、『21st Century Schizoid Man/21世紀の精神異常者』。衝撃は冒頭だけに留まらず、全編に渡って静と動、緻密さと豪快さが交錯する。デビュー直後にハイドパークでローリング・ストーンズのオープニングアクトを務め、そして今作はビートルズ『Abbey Road』を蹴落として全英1位に。当時は新たな時代の到来を感じさせ、現在は時代を超えた名作、及びクリムゾンの代表作として君臨する。







Member
Robert Fripp Guitar、Mellotron
Pete Sinfield Words
Peter Giles Bass
Mel Collins Sax、Flute
Gordon Haskell Vocal
Keith Tippett Piano
Greg Lake Vocal
Michael Giles Drums



In The Wake Of Poseidon
Sales Date:1970.5. Produce:Peter Sinfield、Robert Fripp
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1. Peace/A Beginning 5. Peace - A Theme
2. Pictures Of A City 6. Cat Food
3. Cadence And Cascade 7. Devil's Triangle
4. In The Wake Of Poseidon
(Including Libra's Theme)
8. Peace/An End

 イアン・マクドナルド、グレッグ・レイク、マイケル・ジャイルスが脱退(後2人はフリップの慰留によりゲスト参加)。今作は、新たに4人のメンバーを加えて作られた(後任ヴォーカリスト候補として、エルトン・ジョンの名も挙がっていた)。キース・ティペットのジャズ的要素が生かされ、4部作構成のインスト『Devil's Triangle』や、3部作として全編にちりばめられている『Peace』など、組曲~大作主義がうかがえる。作詞やジャケットなど、コンセプト面を手がける、「ノン・ミュージシャン」ピート・シンフィールド色が、最も強い作品とも言えるかもしれない。







Member
Robert Fripp Guitar、Mellotron
Pete Sinfield Words
Mel Collins Sax、Flute
Gordon Haskell Bass、Vocal
Keith Tippett Piano
Andy McCulloch Drums



Lizard
Sales Date:1970.12. Produce:Peter Sinfield、Robert Fripp
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1. Cirkus (Including Entry Of The Chameleons)
2. Indoor Games
3. Happy Family
4. Lady Of The Dancing Water
5. Lizard: Prince Rupert Awakes/Bolero-The Peacock's Tale/The Battle Of The Glass Tears/Big Top

 ピーター・ジャイルスが脱退し、ヴォーカルのゴードン・ハスケルがベースを担当。アナログB面部分をまるまる費やした組曲『Lizard』は、『Prince Rupert Awakes』にイエスのジョン・アンダースンがゲスト参加している。クリムゾンのキャリアを通してみると非常に影が薄い作品だが、ジャズ寄りになりながらもマイルドな仕上がりで、「叙情派」クリムゾンとしての集大成がここにあると思う。なおこのときのメンバーでは、結果的に一度もライヴが行われていない。







Member
Robert Fripp Guitar、Mellotron
Pete Sinfield Words
Mel Collins Sax、Flute
Keith Tippett Piano
Boz Burrell Bass、Vocal
Ian Wallace Drums



Islands
Sales Date:1971. Produce:King Crimson
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1. Formentera Lady
2. Sailor's Tale
3. Letters
4. Ladies Of The Road
5. Prelude: Song Of The Gulls
6. Islands

 ベースとドラムのリズム隊が入れ替え。特にボズ・バレルにはベース経験がなく、フリップが手ほどきをしたのだそうだ。メンバーが固まった後のライヴツアーを経て、今作のレコーディングに。フリップの意識は、コンセプトの充実からバンド演奏のインプロヴィゼーション攻防の方に向いていた。フリップとピート・シンフィールドとは相容れなくなり、今作完成後にシンフィールドはバンドを脱退。個人的にはジャケ買いしてしまったものの(笑)、音の世界観が割とコンパクトで違和感を覚えている。







Member
Robert Fripp Guitar、Mellotron
Mel Collins Sax、Flute
Boz Burrell Bass、Vocal
Ian Wallace Drums



Earthbound
Sales Date:1972. Produce:Robert Fripp
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1. 21st Century Schizoid Man
2. Peoria
3. The Sailors Tale
4. Earthbound
5. Groon

 72年のツアーを収録した、キャリア初となるライヴアルバム。音質劣悪のためか、当時でも英国のみのリリース。長らく未CD化状態だったが、2002年についに日の目を見た。冒頭の『Schizoid Man』以外は全てインストで、『Peoria』とタイトル曲は、オリジナル作品未収録。メンバーの人間関係が最悪で、契約消化のためだけのツアーとされているが、とても『Islands』を制作したばかりのと同じバンドとは思えない、パワフルでエネルギッシュな演奏ぶりには驚嘆。次期「ヘヴィーメタル」クリムゾンの青写真を、フリップはこの時点で描いていたのではないだろうか。











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