Jeff Beck Discography Solo
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Sales Date:1975.5. | Produce:George Martin | |
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1. You Know What I Mean | 6. Cause We've Ended As Lovers | |
2. She's A Woman | 7. Thelonius | |
3. Constipated Duck | 8. Freeway Jam | |
4. Air Blower | 9. Diamond Dust | |
5. Scatterbrain |
バンドを作ってもことごとく短命に終わってしまい、それなら、とでも思ったのか、ついに自らがリーダーとなって活動を始める。そして、この作品は全てのギターアルバムの頂点に立つ金字塔であり、ベックの全キャリアの中で最も売れた作品である。また、その内容から言って代表作に掲げて間違いないところだろう。 |
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Sales Date:1976.6. | Produce:George Martin | |
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1. Led Boots | 5. Blue Wind | |
2. Come Dancing | 6. Sophie | |
3. Goobye Pork Pie Hat | 7. Play With Me | |
4. Head For Backstage Pass | 8. Love Is Green |
前作で確立したギター・インスト路線を一層タイトにした作品で、インパクトこそ前作に一歩譲るが、完成度としてはむしろこちらの方が高いかもしれない。以後、盟友としてベックと数多くの作品で共演することになるキーボード奏者のヤン・ハマーが初の参加。かつてはヴォーカリストと張り合うことで緊張感を高め、それが結果として素晴らしいサウンドを生み出していたが、ヤン・ハマーとの間では、また違ったスリルを生み出しているようだ。 |
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Sales Date:1977.3. | Produce:Jan Hammer | |
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1. Freeway Jam | 5. Darkness/ Earth In Search Of A Sun |
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2. Earth (Still Our Only Home) | ||
3. She's A Woman | 6. Scatterbrain | |
4. Full Moon Boogie | 7. Blue Wind |
ヤン・ハマーのバンドのツアーに客演という形でベックが参加。しかし、ヤンを完全に食ってしまっているせいで、今やベック唯一の公式ライヴ・アルバムとして認知されてしまっている(笑)。表ジャケットもベックオンリーだし。邦題は『ライヴ・ワイヤー』。『Darkness/Earth in Search of A Sun』はヤン・ハマー・グループだけの演奏らしい。しかし、ベックのライヴ・パフォーマンスの凄まじさを充分に収録したとはとても思えず、これが唯一の公式ライヴ盤というのは、はっきり言って物足りない。 |
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Sales Date:1980.7. | Produce: Ken Scott | |
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1. Star Cycle | 5. El Becko | |
2. Too Much To Lose | 6. The Golden Road | |
3. You Never Know | 7. Space Boogie | |
4. The Pump | 8. The Final Peace |
スタジオ作品としては『Wired』から4年のブランクとなり、既に寡作の兆しが感じられる。ベックの曲と意識して初めて聴いたのは前述の通り『Jeff Beck Group』 収録の『帰らぬ愛』だが、実は私がジェフ・ベックの存在を知る前に聴いていた曲が1曲目の『Star Cycle』である。これはテレビ朝日「ワールドプロレスリング」の中で次期シリ ーズ出場の外国人レスラーを紹介するコーナーがあって、そのバックに流れていたのだ。正直、嬉しかった。 |
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Sales Date:1985.7. | Produce:Nile Rodgers,Arthur Baker,Jeff Beck,Tony Hymas | |
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1. Ambitious | 7. Ecstasy | |
2. Gets Us All In The End | 8. Night After Night | |
3. Escape | 9. You Know, We Know | |
4. People Get Ready | 10. Nighthawks | |
5. Stop, Look And Listen | 11. Back On The Streets | |
6. Get Workin |
当時売れっ子プロデューサーだったアーサーベイカーとナイル・ロジャースを迎えて作られた。ジミー・ホールというvoを迎えてギター・インスト路線を終結させ、自ら歌モノにも挑戦している。しかし、このアルバムの目玉はなんと言っても『People Get Ready』で、これはカーティス・メイフィールドの名曲のカバーだが、ここで第1期ジェフ・ベック・グループ以来となるロッ ド・ステュアートとの共演が復活している。この曲のビデオもよかった。ヴォーカリストを迎えるのであれば、ベックのgに対抗し得る人を持ってこなくては、ということを改めて露呈させた作品ではないか。個人的にはリアルタイムで最初に聴いたアルバムである。 |
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Sales Date:1989.10. | Produce:Leif Mases,Jeff Beck,Terry Bozzio,Tony Hymas | |
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1. Guitar Shop | 6. Stand On It | |
2. Savoy | 7. Day In The House | |
3. Behind The Veil | 8. Two Rivers | |
4. Big Block | 9. Sling Shot | |
5. Where Were You |
うおおおおおっ、やったぜえ!と叫びたくなるようなギターインスト復活アルバム。トニー(アンソニー)ハイマスは70年代からツアーで行動を共にしていた盟友の1人。テリー・ボジオはフランク・ザッパ・バンドに在籍していたことのあるドラマーだ。以前のインスト作品と違うのは、必ずしもフュージョン寄り一辺倒ではなく、メタル、そしてラップに接近とも思えるような実験的な試みが成されている点だ。『Two Rivers』は、よくテレビのドキュメント番組でBGMとして多用されていた。ジャケットは日本のみ初回限定で発売された。もちろんこっちで所有してます。このときの来日公演、行っときゃよかったよ、もう。 |
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Sales Date:1999.3. | Produce:Jeff Beck,Tony Hymas | |
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1. What Mama Said | 7. Thx 138 | |
2. Psycho Sam | 8. Hip-Notica | |
3. Brush With The Blues | 9. Even Odds | |
4. Blast From The Past | 10. Declan | |
5. Space For The Papa | 11. Another Place | |
6. Angel (Footsteps) |
全世界が待ちに待った、実に10年ぶりとなるオリジナルアルバム。そして最新テクノロジーを大胆に導入したその内容にも驚愕。しかしこれが単なる時代への迎合ではなく、自らの音、自らの血肉として取り込んでしまっていることに言いようのない喜びが沸き上がり、ただただ拍手を送りたい。 |
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Sales Date:2000.11.15. | Produce:Andy Wright | |
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1. Earthquake | 6. Loose Cannon | |
2. Roy's Toy | 7. Rosebud | |
3. Dirty Mind | 8. Left Hook | |
4. Rollin' And Tumblin' | 9. Blackbird | |
5. Nadia | 10. Suspension |
20世紀も残り1ヶ月とわずかになったところで放たれたベックの最新作は、もちろん現在進行形でありながらもキャリア集大成の様相を見せている。最新テクノロジーの導入は前作よりも更に進む一方、マディ・ウォーターズのカバーである『Rollin' And Tumblin'』で自身のルーツであるブルースを掲げることを忘れていない。コンパクトで小気味よい曲が並び、『Wired』『There And Back』の頃の円熟期を思い出す。90'sも精力的にツアーをこなしていたベックだが、99年『Who Else !』でシーン第一線帰還を果たしたことで新たな創作意欲が換気されたようだ。 |
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Sales Date:2003.8. | Produce:Andy Wright | |
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1. So What | 8. Line Dancing With Monkeys | |
2. Plan B | 9. JB's Blues | |
3. Pork-U-Pine | 10. Pay Me No Mind (Jeff Beck Remix) | |
4. Seasons | 11. My Thing | |
5. Trouble Man | 12. Bulgaria | |
6. Grease Monkey | 13. Why Lord Oh Why? | |
7. Hot Rod Honeymoon |
シンプルに自身の名をアルバムタイトルに冠したこと、そして冒頭『So What』の電撃のイントロに、『What Mama Said』と同じベクトル、つまりこの人が安住の地に身をゆだねず、未だ前のめりで戦闘モードにあることが伺える。お馴染みのギタープレイが軸になってはいるものの、一方で打ち込みやサンプリングを多用しており、こうしたテクノミュージックとも見事にシンクロしている(アポロ440が数曲に参加)。新しい時代の血と交わることを厭わず、かつそれらを自らの音に転化できているのには脱帽だ。なお日本盤には、2曲のボーナストラックが付与されている。 |