Foo Fighters Discography Original Album
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Sales Date:1995.7. | Produce:Barrett Jones、Foo Fighters | |
Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤 | ||
1. This Is A Call | 8. Oh, George | |
2. I'll Stick Around | 9. For All The Cows | |
3. Big Me | 10. X-Static | |
4. Alone + Easy Target | 11. Wattershed | |
5. Good Grief | 12. Exhausted | |
6. Floaty | 13. Winnebago | |
7. Weenie Beenie | 14. Podunk |
カート・コバーン自殺~ニルヴァーナ自然消滅的な解散というショックも醒めあらぬ中、デイヴはいち早くアクションを起こした。ニルヴァーナ時代から書き留めておいた曲をほぼひとりでレコーディングし、新バンドを立ち上げる形にしてリリース。どの曲もハードでエッジが効いていて、特に冒頭の2曲は以降しばらくの間バンドの顔的な曲としてライヴでの重要な位置を占める。そのうちの1曲『I'll Stick Around』は、「I don't owe you anything」という歌詞がカートのことを歌ったのではと詮索され、デイヴはカートの死以前に書いた曲だと言って否定するのに神経を使った。ともあれ、自らギターを手にし、フロントマンとなったデイヴの姿が感動的だ。 |
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Sales Date:1997.5. | Produce:Gil Norton | |
Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤 | ||
1. Doll | 8. See You | |
2. Monkey Wrench | 9. Enough Space | |
3. Hey, Johnny Park! | 10. February Stars | |
4. My Poor Brain | 11. Everlong | |
5. Wind Up | 12. Walking After You | |
6. Up In Arms | 13. New Way Home | |
7. My Hero | 14. Dear Lover |
前作が実質的にデイヴのソロアルバムだったのに対し、今作こそ初めてバンドとしてレコーディングされ・・・るはずだったが、ドラムのウィリアム・ゴールドスミスが脱退してしまい(2曲のみ参加)、結局デイヴがドラムを叩くことに(後任は元アラニス・モリセット・バンドのテイラー・ホーキンス)。ピクシーズなどを手掛けたギル・ノートンがプロデューサーとしての手腕を発揮していることもあってか、個々の曲の精度が格段に向上したばかりか、アルバムトータルとしての密度も濃く完成度も高い。キャッチーな『Monkey Wrench』や『My Hero』、そしてライヴでは終盤のハイライトを飾る『Everlong』など、キャリアを代表する名曲揃いだ。しかし今度は、デイヴとはニルヴァーナ時代からの盟友だったパット・スメアがツアー中に脱退してしまう(後任はフランツ・スタール)。個人的に最も好きなアルバムだ。 【追記】2007年、リリース10周年を記念してアップグレードエディションがリリース。カヴァー曲を中心とした、シングルのカップリング曲など6曲がプラスされている。 Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤 |
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Sales Date:1999.11. | Produce:Adam Kasper、Foo Fighters | |
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1. Stacked Actors | 7. Live-In Skin | |
2. Breakout | 8. Next Year | |
3. Learn To Fly | 9. Headwires | |
4. Gimme Stitches | 10. Ain't It The Life | |
5. Generator | 11. M.I.A. | |
6. Aurora | 12. Fraternity |
キャピタルからRCAにレーベル移籍。ギタリストのフランツ・スタールはデイヴとはスクリーム時代からの旧友の間柄だったのだが、今作のレコーディング前に脱退。よって今作では、デイヴがギターを弾いている。『Breakout』は、ライヴではオーディエンスの合唱が加わる必殺の曲。シングルカットもされた『Learn To Fly』は、当時ノエビア化粧品のCMソングとして起用され、お茶の間にも浸透した。よく言えば、3作目にして円熟の境地にたどり着いた感があり、風格も漂っていて安心して聴ける作品。しかし個人的にはポップに寄り過ぎていて物足りず、リリース時からしばらくの間はこのバンドこの先大丈夫なのかなと不安になってしまった。 |
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Sales Date:2002.11. | Produce:Nick Raskulinecz、Foo Fighters | |
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1. All My Life | 7. Halo | |
2. Low | 8. Lonely As You | |
3. Have It All | 9. Overdrive | |
4. Times Like These | 10. Burn Away | |
5. Disenchanted Lullaby | 11. Come Back | |
6. Tired Of You | 12. Danny Says |
デイヴはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジにドラマーとして参加し、ツアーにも帯同(フジロック'02で来日も果たす)。この課外活動は好材料だったと見え、またデビュー以来メンバーチェンジが激しかったバンドの方も、ギターにクリス・シフレットが加入したことで落ち着いた。前作で薄まってしまったハードさが復活しつつも、ポップなメロディーとのバランスが取れている。冒頭『All My Life』はこの時期のツアーの顔となり、『Times Like These』は小気味いい佳曲としてライヴを彩る役割を果たす。『Tired Of You』には、ブライアン・メイが参加。限定盤も2種類リリースされ、ひとつはPVやバックステージの様子を収録したDVD付、もうひとつはアウトテイクを収録したボーナスCD付だ。 |
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Sales Date:2005.6. | Produce:Nick Raskulinecz、Foo Fighters |
Disc 1 | Amazon.co.jpで購入−日本盤(通常)/(限定)/US盤/UK盤 | |
1. In Your Honor | 7. Free Me | |
2. No Way Back | 8. Resolve | |
3. Best Of You | 9. Deepest Blues Are Black | |
4. DOA | 10. End Over End | |
5. Hell | 11. The Sign | |
6. The Last Song |
Disc 2 | 1. Still | 6. Over And Out |
2. What If I Do? | 7. On The Mend | |
3. Miracle | 8. Virginia Moon | |
4. Another Round | 9. Cold Day In The Sun | |
5. Friend Of A Friend | 10. Razor |
溢れ出るデイヴの創作意欲がそうさせたのか、Disc 1がロック、Disc 2がアコースティックというダブルアルバムが完成。Disc 1は、それまでのバンドのキャリアを総括しつつ、更なる一段上の高みに足を掛けたかのような充実ぶりを見せる。タイトル曲は幕開けにはうってつけだし、シングルカットされた『Best Of You』は、キャリアを代表する曲になった。Disc 2ではゲストが多彩で、ジョン・ポール・ジョーンズが『Miracle』にピアノ、『Another Round』にマンドリンで参加しているのを筆頭に、ノラ・ジョーンズが『Virginia Moon』でデイヴとデュエットし、ウォールフラワーズのラミ・ジャフェはなんと6曲で参加している。『Cold Day In The Sun』は、ドラムのテイラーがリードヴォーカルだ。 |
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Sales Date:2006.11. | Produce: | |
Amazon.co.jpで購入−日本盤/US盤 | ||
1. Razor | 9. Cold Day In The Sun | |
2. Over And Out | 10. Skin And Bones | |
3. Walking After You | 11. February Stars | |
4. Marigold | 12. Times Like These | |
5. My Hero | 13. Friend Of A Friend | |
6. Next Year | 14. Best Of You | |
7. Another Round | 15. Everlong | |
8. Big Me |
2006年8月のハリウッド公演を収録した、アコースティックライヴ作品。演奏はフーファイの4人のほか、4人のサポートがいる。ピアノやアコーディオンを担当する、ウォールフラワーズのラミ・ジャフェ。バイオリンのペトラ・ヘイデン(女性)。パーカッションのドリュー・ヘスター。そして、フーファイの初期メンバーだったパット・スメアだ。選曲もかなり興味深く、『Marigold』はニルヴァーナ時代にデイヴが書いた曲で、『Heart Shaped Box』のカップリングとして収録されていた。タイトル曲は、『Best Of You』のカップリングである。全体的に、演奏はアコースティックとは思えないほどハードでエモーショナル。フーファイが単なるロックバンドではなく、幅広い表現力を備えた懐の深いバンドであることを証明している。 |
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Sales Date:2007.9. | Produce:Gil Norton | |
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1. The Pretender | 8. Summer's End | |
2. Let It Die | 9. Ballad Of The Beaconsfield Miners | |
3. Erase/Replace | 10. Statues | |
4. Long Road To Ruin | 11. But, Honestly | |
5. Come Alive | 12. Home | |
6. Stranger Things Have Happened | ||
7. Cheer Up, Boys (Your Make Up Is Running) |
セカンド以来となる、プロデューサーのギル・ノートンとのコンビに。冒頭の『The Pretender』はシングルカットもされ、現在のバンドの顔たらん曲になりうる資質を備えている。5曲目『Come Alive』までの流れは完璧と言っていい。その後は、アコースティックの『Stranger Things Have Happened』、なんとインストの『Ballad Of The Beaconsfield』、ピアノを導入した『Summer’s End』『Statues』『Home』など、さまざまな試みがされている。ハードでエッジが利いたチューン一本槍だったフーファイが(それはそれで持ち味があってよいのだが)、本作にて表現力の幅を大きく広げ、風格も漂わせるようになった。正統派王道ロックバンドの軌道に乗り、偉大な先人の後継者の座を射止めたかのような作風だ。 |