Eric Clapton Videos Solo
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Performed:1985.7. | 1. White Room |
2. She's Waiting | |
3. Layla |
フィラデルフィアとロンドンの2箇所で同時に行われたライヴエイド。クラプトンはフィラデルフィアのステージに出演し、3曲を演奏。この年リリースした『Behind The Sun』のプロデュースも手がけたフィル・コリンズがドラマーを務めている。個人的にはこのときのクラプトンは新たな方向性を模索している時期だと思っていて、大観衆を前に笑みを浮かべながら演奏する姿は今見返すと複雑な想いがする(当時はただ"見れた"ことだけに狂喜してました)。ただ充実したヴォーカルには、目を見張るものがあると思う。 |
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Sales Date:1986. | Produce:Ken Scorfield | |
Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤 | ||
1. Crossroads | 6. Holy Mother | |
2. White Room | 7. In The Air Tonight | |
3. Run | 8. Sunshine Of Your Love | |
4. Miss You | 9. Layla | |
5. Tearing Us Apart |
1986年7月のバーミンガムでのライヴ。バンドはクラプトンのほかベース(お馴染みネイサン・イースト)、キーボード、ドラム(この時期作品をプロデュースしていたフィル・コリンズ)と、最小編成だ。当時42歳のクラプトンはヒゲをたくわえスーツを着こなし、こざっぱりとした感じ。収録曲のうち序盤と締めはクリーム時代の曲及び『Layla』だが、中盤にはこの年リリースされる『August』から。びっくりしたのは、フィル・コリンズが自らのソロ曲『In The Air Tonight/夜の囁き』を歌ったことで、このときのクラプトンは淡々とギタープレイに徹している。 |
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Sales Date:1989. | Amazon.co.jpで購入−日本盤 | |
1. Louise | 10. Knockin' On Heaven's Door | |
2. Crossroads | 11. Cocaine | |
3. I Feel Free | 12. I Shot The Sheriff | |
4. Sunshine Of Your Love | 13. Wonderful Tonight | |
5. Strange Brew | 14. Forever Man | |
6. White Room | 15. Tearing Us Apart | |
7. Badge | 16. Behind The Mask | |
8. Worried Life Blues | 17. Holy Mother | |
9. Layla |
「グレイテスト・ビデオヒッツ」の邦題がついた、ライヴ映像を中心にとりまとめたもの。序盤のヤードバーズ~クリーム時代は当時の映像を収録。以降は『Forever Man』だけがPVで、他は80'sのクラプトンのライヴから抜粋されている。『Layla』はライヴエイドを含む複数のライヴを編集したもの。『Tearing Us Apart』はティナ・ターナーとのデュエットだ(映像はプリンストラストのものと思われる)。バディ・ガイと共演し、小さなライヴハウスで収録している『Worried Life Blues』はお宝モノか。 |
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Sales Date:1991. | Produce: | |
Amazon.co.jpで購入−日本盤 | ||
1. Running On Faith | 8. Bad Love | |
2. White Room | 9. Old Love | |
3. Sunshine Of Your Love | 10. Wonderful Tonight | |
4. Watch Yourself | 11. Bell Bottom Blues | |
5. Have You Ever Loved A Woman | ||
6. Worried Life Blues | 12. Hard Times | |
7. Pretending | 13. Edge Of Darkness |
90年から91年にかけて、クラプトンがロンドンのロイヤルアルバートホールで行った、複数の公演から編集されたライヴ映像。このときのクラプトンは長髪をなびかせアルマーニのスーツを着込み、と、それ以降の飾らないこざっぱりとしたいでたちとは真逆のイメージ。そしてバンドも、4ピース(ベース、ドラム、キーボード、ギターはクラプトンひとり、タンバリンでフィル・コリンズ参加)、ブルース(ギタリストやピアノなどを動員)、9ピース(ギタリストや女性コーラスなどを動員)、オーケストラ(9ピース+オーケストラ)と、4種類でこなしている。選曲は、この時点での新譜だった『Journeyman』プラス往年のヒット曲という形。 |
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Sales Date:1992. | Produce:Russ Titelman | |
Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤 | ||
1. Signe | 8. Running On Faith | |
2. Before You Accuse Me | 9. Walkin' Blues | |
3. Hey Hey | 10. Alberta | |
4. Tears In Heaven | 11. San Francisco Bay Blues | |
5. Lonely Stranger | 12. Malted Milk | |
6. Nobody Knows You When You're Down & Out | 13. Old Love | |
7. Layla | 14. Rollin' & Tumblin' |
同名アルバムと収録曲は全く同じだが、映像ならではの見どころは随所にある。序盤3曲は、クラプトンとサイドギターを務めるアンディ・フェアウェザー・ロウの2人が前面に出ての演奏。『Running On Faith』や『Old Love』でのチャック・リヴェールのピアノや、『San Francisco Bay Blues』でのハーモニカなど、バンドとして観た場合CDよりもこちらの方がより楽しめると思う。当時シングルカットしていた『Tears In Heaven』のPVはここでの映像を引用。クラプトンが眼鏡をかけて公の場でライヴをしたのは、もしかするとこれが初めてか? |
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Sales Date:1997. | Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤 | |
1. Layla | 8. Tearin' Us Apart | |
2. Badge | 9. Old Love | |
3. Hoochie Coochie Man | 10. I'm Tore Down | |
4. I Shot The Sheriff | 11. Have You Ever Loved A Woman | |
5. It Hurts Me Too | 12. White Room | |
6. Wonderful Tonight | 13. Every Day I Have The Blues | |
7. Five Long Years | 14. Holy Mother |
チャールズ皇太子の提唱で行われている慈善活動"プリンストラスト"。96年はマスターカードが全面バックアップし、"Master Of Music"と銘打って会場もハイドパークまで進出した。他にはアラニス・モリセットやボブ・ディランが出演。このときの目玉はQuadrophinia名義で復活したザ・フーだが、クラプトンは堂々のトリで登場。冒頭『Layla』は、立ったままでのアコースティック。『Every Day I Have The Blues』の前には「ここで演るのは30年ぶり」というMCがあり、続く『Holy Mother』はゴスペル隊を動員しての感動のフィナーレとなった。 |
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Sales Date:1999.10. | Produce:Joel Gallen | Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤 |
1. Intro / Driftin' | Eric Clapton | |
2. Hoochie Coochie Man | Eric Clapton | |
3. River Of Tears | Eric Clapton | |
4. Goin Down Slow | Eric Clapton / David Sanborn | |
5. My Favourite Mistake | Eric Clapton / Sheryl Crow | |
6. Difficult Kind | Eric Clapton / Sheryl Crow | |
7. Little Wing | Eric Clapton / Sheryl Crow | |
8. Be Happy / You Bring Me Joy | Mary J. Brige | |
9. Not Gon' Cry | Eric Clapton / Mary J. Brige | |
10. Tears In Heaven | Eric Clapton | |
11. Change The World | Eric Clapton | |
12. Old Love | Eric Clapton | |
13. Wonderful Tonight | Eric Clapton | |
14. Layla | Eric Clapton | |
15. Don't Think Twice,It's All Right | Bob Dylan | |
16. Crossroads | Eric Clapton / Bob Dylan | |
17. Sunshine Of Your Love | Eric Clapton |
かつて自らもドラッグに溺れていたクラプトンは、現在ドラッグに苦しむ人を収容し治療する施設"クロスロードセンター"を設立。使用していたギターもオークションに出し、そしてこのライヴで得た収益金をセンター運営に回した。これは6月に、多数のゲストを招いてMSGで行われたチャリティーライヴ。『Little Wing』でのデヴィッド・サンボーンのサックスは、クラプトンとシェリルを食っている。ディランとはこれまで何度も同じステージに立ってはいるが、サシでの共演はもしかすると初めてだろうか。なお、実際のライヴでは33曲が演奏されたとのこと。 |
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Sales Date:1999. | Produce: | |
Amazon.co.jpで購入−日本盤 | ||
1. Forever Man | 7. Running On Faith(Unplugged) | |
2. Pretending | 8. Motherless Child | |
3. Bad Love | 9. Change The World | |
4. Wonderful Tonight | 10. My Father's Eyes | |
5. Tears In Heaven | 11. Pilgrim | |
6. Layla(Unplugged) | 12. Blue Eyes Blue |
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Sales Date:2002.11. | Amazon.co.jpで購入−日本盤/輸入盤 | |
1. Key To The Highway | 11. I Want A Little Girl | |
2. Reptile | 12. Badge | |
3. Get You On My Mind | 13. Hoochie Coochie Man | |
4. Tears In Heaven | 14. Have You Ever Loved A Woman | |
5. Bell Bottom Blues | 15. Cocaine | |
6. Change The World | 16. Wonderful Tonight | |
7. My Father's Eyes | 17. Layla | |
8. River Of Tears | 18. Will It Go Round In Circles? | |
9. Going Down Slow | 19. Sunshine Of Your Love | |
10. She's Gone | 20. Over The Rainbow |
2001年の公演を収録したライヴ映像。まずはクラプトンがひとりだけで登場し、『Key To Highway』でスタート。続いてバンドが加わり、5曲ほどアコースティックセットとなる。続いてエレクトリックに切り替わり、レインボー柄のギターを手に取って泣きのフレーズを唸らせ、情感こもったヴォーカルでオーディエンスを魅了する(特に『River Of Tears』は出色)。ポイントは2人いるキーボード奏者で、デヴィッド・サンシャスは『Reptile』『Wonderful Tonight』で見せ場を作ったほか、『Layla』では前半はギターで参加し、後半はピアノソロを見事にこなしていた。もうひとりは、2006年8月に亡くなったビリー・プレストン。アンコールの1曲目『Will It Go Round In Circles?』では、自らヴォーカルを披露している。 |
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Sales Date:2005.8. | |
Amazon.co.jpで購入−日本盤 |
今までありそうでなかった、クラプトンのヒストリーもの。演奏シーンはほとんど既出で完奏もほとんどないが、本人を始め数々の関係者が語るコメントが貴重だ。ヤードバーズの面々やジョン・メイオール、ジャック・ブルース、トム・ダウド、スティングといった共演者たち。故郷が近かったというキース・リチャーズ。隣人や同級生なども登場する。 母が16歳のときの子供だったクラプトンは、少年期は祖母を母とし、母を姉として育てられたそうだ(真実を知らされたときは、当然荒れたという)。やがてバンド活動に入るのだが、ヤードバーズ時代についたニックネーム「スローハンド」は、よく弦を切らして張り直すのに時間がかかることを皮肉られたことばであるとか(これまでは、あまりの早弾きに指がゆっくりに見えるという、賛辞のことばだとされてきた)、ブルースブレイカーズ時代は人気が出過ぎて期待されるのがイヤになり、何度もライヴをすっぽかしたとか、興味深いエピソードが連発する。タイトルは直訳すると「岐路に立つ」で、クラプトンが敬愛しクリーム時代にカヴァーした、ロバート・ジョンソンの『Crossroads』に掛けている。 |