David Bowie Discography Original Album '93 -

Black Tie White Noise
Sales Date:1993.4. Produce:David Bowie,Nile Rodgers
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Special Edition−日本盤/US盤/UK盤
1. The Wedding 8. Miracle Goodnight
2. You've Been Around 9. Don't Let Me Down & Down
3. I Feel Free 10. Looking For Lester
4. Black Tie White Noise 11. I Know It's Gonna Happen Someday
5. Jump They Say 12. The Wedding Song
6. Nite Flights 13. Jump They Say(Alternate Mix)
7. Pallas Athena 14. Lucy Can't Dance

 ソロ復帰、そしてボウイ復活の兆しが感じられる渾身の作品。全編に渡って自らサックスやトランペットを吹きまくり、みなぎるパワーが聴いていてひしひしと伝わってくる。サウンドは、デジタルとファンクが融合した(つまりティン・マシーンとはまるで異なる)仕上がり。冒頭『The Wedding』は、モデルのイマンとの結婚がテーマ。『I Feel Free』はクリームの、『I Know It's Gonna ~』はモリッシーのカヴァー。制作メンバーには、10年ぶりにナイル・ロジャースと組んだほか、盟友マイク・ガーソン、アル・Bシュア!、そしてミック・ロンソン(!!)らが名を連ねる。ブックレットにあるセッションフォトを撮影したのは、ピーター・ガブリエルだ。







Outside
Sales Date:1995.9. Produce:David Bowie,Brian Eno
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1. Leon Takes Us Outside
2. Outside
3. The Hearts Filthy Lesson
4. A Small Plot Of Land
5. Segue-Baby Grace(A Horrid Cassette)
6. Hallo Spaceboy
7. The Motel
8. I Have Not Been To Oxford Town
9. No Control
10. Segue-Algeria Touchshriek
11. The Voyeur Of Utter Destruction(As Beauty)
12. Segue-Ramona A.Stone/I Am With Name
13. Wishful Beginnings
14. We Prick You
15. Segue-Nathan Adler
16. I'm Deranged
17. Thru' These Architects Eyes
18. Segue-Nathan Adler
19. Strangers When We Meet

 ベルリン時代以来となる、ブライアン・イーノとのコンビが復活(プロデューサーとして正式にクレジットされるのは、意外にも今作が初)。世紀末1999年12月31日に起こった猟奇的殺人と、それを取り調べる探偵ネーサン・アドラーの日記を元にしたコンセプトアルバム・・・と、ライナーノーツを読むとそんなことが書いてある。サウンドはまたも前作とは異なり、『Diamond Dogs』のインダストリアル志向をバンドで表現したという感じ。96年には6年ぶりの来日を果たし、『Hallo Spaceboy』のペット・ショップ・ボーイズ・リミックス版やライヴ音源などが収録された、ボーナスディスク付の記念盤も発売された。







Earthling
Sales Date:1997.2. Produce:David Bowie,Mark Plati,Reeves Gabrels
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1. Little Wonder 6. Telling Lies
2. Looking For Satellites 7. The Last Thing You Should Do
3. Battle For Britain(The Letter)
4. Seven Years In Tibet 8. I'm Afraid Of Americans
5. Dead Man Walking 9. Law(Earthlings On Fire)

 時代と向き合い、サウンドやアイディアを取り込んで自分の音として作り上げる。70'sのボウイが最も得意としていた手法が復活し、50歳を迎えても今だ現役アーティストとしてあらんという姿勢に感動する。実は前作は3部作の1作目だったのだが、2作目ほったらかしで(こんにちまで)テクノに飛びついている。変わり身が早いというか、いい加減というか(笑)、しかしこの圧倒的な音の洪水を前にして、そんな不満などどうして口にできよう。個人的には90'sにボウイが成し遂げた最大の仕事が今作だと思っていて、それは本人の復調は元より、腕利きのバンドメンバーたちの貢献度も大きいのだと思う。







Hours....
Sales Date:1999.10. Produce:David Bowie,Reeves Gabrels
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1. Thursday's Child 7. The Pretty Things Are Going To Hell
2. Something In The Air
3. Survive 8. New Angels Of Promise
4. If I'm Dreaming My Life 9. Brilliant Adventure
5. Seven 10. The Dreamers
6. What's Really Happening?

 今度こそ前作の流れを引き継ぐかと思いきや、正反対の非常に地味ぃな作品。そしてその内容も、自らの活動を振り返るという内省的なものだ。80年にトム大佐はジャンキーだったと歌い、90年にヒット曲ツアーをやって、既に2度も振り返っているにもかかわらず、なんで今また振り返らなきゃならんのかと、リリース当時はがっくりきた記憶がある。しかしその後の充実した作品やエネルギッシュな活動ぶりを見るにつけ、このときのボウイはひと区切りつけなければならない時期にあったのだと思われる。若きボウイが現在のボウイを抱きかかえるという意味深なジャケットは、初回盤では3D仕様だった。







Heathen
Sales Date:2002.6. Produce:David Bowie,Tony Visconti
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限定盤−日本盤/US盤/UK盤
1. Sunday 8. I Took A Trip On A Gemini Spaceship
2. Cactus
3. Slip Away 9. 5:15 The Angels Have Gone
4. Slow Burn 10. Everyone Says Hi
5. Afraid 11. A Better Future
6. I've Been Waiting For You
7. I Would Be Your Slave 12. Heathen(The Rays)
Limited Disc 1. Sunday (Moby Remix)
2. A Better Future (Remix By Air)
3. Conversation Piece (Written1969 Recorded1970 Re-recorded2002)
4. Panic In Detroit (Outtake From A 1979 Recording Personnel Unknown)

 自らレーベルを設立し、コロンビアと提携しての第1弾。そしてプロデュースは、実に22年ぶりとなるトニー・ヴィスコンティだ。全般的に70'sテイストを感じさせつつ、だけど古臭さはなくかえって新鮮に聴こえる。『Cactus』はピクシーズの、『I've Been Waiting For You』はニール・ヤングのカヴァーで、後者にはフー・ファイターズのデイヴ・グロールがギターで参加。『Slow Burn』の印象的なイントロのリフは、ピート・タウンゼントのギターによるものだ。『I Took A Trip On ~』はレジェンダリー・スターダスト・カウボーイのカヴァーで、この人はジギーのモデルになったとされる、実在のアーティストである。







Reality
Sales Date:2003.9. Produce:David Bowie,Tony Visconti
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初回盤−日本盤/US盤/UK盤
Special Edition−日本盤/UK盤
1. New Killer Star 7. Days
2. Pablo Picasso 8. Fall Dog Bombs The Moon
3. Never Get Old 9. Try Some, Buy Some
4. The Loneliest Guy 10. Reality
5. Looking For Water 11. Bring Me The Disco King
6. She'll Drive The Big Car 12. Waterloo Sunset
Limited Disc 1. Fly
2. Queen Of All The Tarts (Overture)
3. Rebel Rebel

 約1年ぶりという短いインターバルでのリリースとなり、好調ぶりがうかがえる。制作メンバーは前作とほぼ同じだが、前作のような重厚さは影を潜め、トーンが明るくオープンになった印象を受ける。ラスト『Waterloo Sunset』は日本オンリーのボーナストラックで、キンクスのカヴァー。初回盤にはボーナスディスクが付加。スペシャルエディションには、リリースに先駆けて全世界同時衛星中継で発信された、今作の全曲ライヴのDVDが付加されている。そして2004年3月、実に8年ぶりとなる来日公演が実現する。











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