Brian Eno Discography Original Album / Vocal
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Sales Date:1974.2. | 1. Needles In The Camel's Eye | 6. On Some Faraway Beach |
Produce:Brian Eno | 2. The Paw Paw Negro Blowtorch | 7. Blank Frank |
3. Baby's On Fire | 8. Dead Finks Don't Talk | |
4. Cindy Tells Me | 9. Some Of Them Are Old | |
5. Driving Me Backwards | 10. Here Come The Warm Jets |
ロキシーを脱退したイーノはソロ活動を開始。確執のあったブライアン・フェリーを除くロキシーのメンバーやロバート・フリップ、ジョン・ウェットンなどがレコーディングに参加し、イーノの全作品中最もポップな仕上がり。のみならず、アーティストとしてのイーノのファクターのほとんどが凝縮されている。『Needles In The Camel's Eye』や『Baby's On Fire』が映画「ヴェルヴェット・ゴールドマイン」で使われたように、もっと再評価されていい作品だ。 |
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Sales Date:1974.11. | 1. Burning Airlines Give You So Much More | |
Produce:Brian Eno | 2. Back In Judy's Jungle | 7. Put A Straw Under Baby |
3. The Fat Lady Of Limbourg | 8. The True Wheel | |
4. Mother Whale Eyeless | 9. China My China | |
5. The Great Pretender | 10. Taking Tiger Mountain | |
6. Third Uncle |
中国をテーマにしたような妙ぉ~な音楽だが、その中にあってイーノのヴォーカルは異星人のような不思議な輝きを放っている。『Third Uncle』は後にバウハウスがカヴァー。レコーディングには前作に引き続いてのアンディ・マッケイやフィル・マンザネラのほか、この頃はジェネシスのドラマーだったフィル・コリンズも参加。今作と同じ月にリリースされた『The Lamb Lies Down On Broadway/眩惑のブロードウェイ』にはイーノも参加していて、両者は深い交友関係にあったようだ。 |
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Sales Date:1975.11. | 1. Sky Saw | 8. Sombre Reptiles |
Produce:Brian Eno & Rhett Davies | 2. Over Fire Island | 9. Little Fishes |
3. St. Elmo's Fire | 10. Golden Hours | |
4. In Dark Trees | 11. Becalmed | |
5. The Big Ship | 12. Zawinul/Lava | |
6. I'll Come Running | 13. Everything Merges With The Night | |
7. Another Green World | 14. Spirits Drifting |
キャリア最高傑作の呼び声も高い代表作。アンビエントとロックの2極化したサウンドが融合。どちらがどちらを上回るということがなく、ギリギリのところで溶け合っている。イーノのvoはますます無機的になり、最早楽器の一部と化した感さえある。そして全編に渡ってピアノの音色が印象的だ。レディオヘッドの『Kid A』はプログレの文脈で語られることが少なくないが、アートとロックの境界線を行く今作こそが、『Kid A』の源流に位置すると私は思っている。 |
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Sales Date:1977.12. | 1. No One Receiving | 6. Here He Comes |
Produce:Brian Eno & Rhett Davies | 2. Backwater | 7. Julie With... |
3. Kurt's Rejoinder | 8. By This River | |
4. Energy Fools The Magician | 9. Through Hollow Lands | |
5. King's Lead Hat | 10. Spider And I |
これまでのソロキャリアを総括したような作風になっているが、プラスアルファでイーノのvoは力強く、サウンドの方もキャリア中最もロックだ。終盤2曲がインストで、この後の方向性を予見させる。いよいよノンヴォーカル~アンチロックのベクトルを推し進めていくことになる。この年クラスターとのコラボレート作品を発表しているが、そのクラスターのメンバーもレコーディングに参加。更にはデヴィッド・ボウイの『Low』『Heroes』の2作品では、影の立役者としてその資質を存分に発揮している。 |
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Sales Date:1992.9. | 1. Fractal Zoom | 7. The Roil, The Choke |
Produce:Brian Eno | 2. Wire Shock | 8. Ali Click |
3. What Actually Happened? | 9. Distributed Being | |
4. Pierre In Mist | 10. Web | |
5. My Squelchy Life | 11. Web (Lascaux Mix) | |
6. Juju Space Jazz | 12. Decentre |
当初ヴォーカルが大フィーチャーされた作品『My Schelty Life』がリリースされるはずが直前で取り止めになり、イーノは大半の曲を差し替えた。『Wrong Way Up』『My Schelty Life』でのヴォーカル復帰の流れを汲みつつ、同時に自身のこれまでのアンビエントの要素も盛り込んだ音作りになっている。初期4作品への回帰かという周囲の期待をよそに、ポップになりすぎなていないところがイーノらしい。ロバート・フリップやジョン・ポール・ジョーンズなど、多彩なゲストが参加。 |