四人囃子 Discography Album
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Sales Date:1998.9. | 1. 学園闘争 | 8. 今朝は20歳 |
2. 夜(Part 1) | 9. 四人囃子から 高野悦子さんへ |
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3. 青春 | ||
4. ? | 10. 映画用BG T-1 | |
5. あなたはわたし | 11. 映画用BG T-2 | |
6. 煙草(夜 Part 2) | 12. 煙草 | |
7. 涙の年齢 | 13. ライト・ハウス |
ファーストアルバムをバンド主導で作るための条件として引き受けた、映画「二十歳の原点」のサントラ盤。オリジナルは73年10月のリリースだが、復刻版としてセリフがカットされ、代わりに映画用BGM2曲と、ライヴ音源2曲が追加されている。ヴォーカル曲はフォーク調の静かな曲が多いが、こうした一面が垣間見れるのも、後の四人囃子の音楽性を考えると興味深い。『ライト・ハウス』は、四人囃子として活動する以前に書いた最初のオリジナル曲。 |
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Sales Date:1974.6. | 1. ハマベス | 4. 一触即発 |
2. 空と雲 | 5. ピンポン玉の嘆き | |
3. おまつり(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった) |
高校時代はクリームのコピーバンド"ムーリク"として活動し、その後ピンク・フロイドの『Echoes』を完璧にコピーできるバンドとして名を挙げた四人囃子。そうした洋楽ロックの要素を持ち込みつつも日本オリジナルの世界観(特に歌詞の面で)を展開し、欧米のプログレバンドに対抗しうることを立証した驚異のアルバム。とりわけタイトル曲は、時代を超えて聴かれ語り継がれるべき名曲だ。ノスタルジーに留めるのではなく、若きロックファンがその音に接するためにも、CD盤の復刻求む! |
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Sales Date:1976.5. | 1. フライング | 4. 空と海の間 |
2. カーニバルがやってくるぞ (パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ) |
5. 泳ぐなネッシー | |
6. レディー・ヴァイオレッタ | ||
3. なすのちゃわんやき |
ベーシストの中村真一が家業を継ぐためにバンドを脱退し、メンバーとは以前から交流のあった佐久間正英が後任として加入(茂木由多加も半年のみ在籍する)。冒頭はビートルズ唯一のインスト曲のカヴァー。大作『泳ぐなネッシー』には、石塚俊明(元頭脳警察/当時)を始め多数のゲストを動員。この時期は他の日本のアーティストとのジョイントライヴに積極的に参加したほか、ディープ・パープルやフランク・ザッパのオープニングアクトも務めている。 |
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Sales Date:1977.10. | 1. ハレソラ | 4. N★Y★C★R★R★M |
2. 昼下がりの熱い日 | 5. 気まぐれの目かくし | |
3. シテール | 6. ヴァイオレット・ストーム |
フロントの森園勝敏、及び作詞を担当していた末松康生がバンドを脱退。後任として、札幌でマーシャンロードとして活動していた佐藤ミツルを迎え入れた。冒頭2曲『ハレソラ』『昼下がりの熱い日』は疾走感に溢れていて、バンドに固まりつつあったプログレのイメージを脱しようとするさまがうかがえる。個人的にはプログレ/ロック/ポップの境界線ギリギリのところを行っている作品だと感じていて、ファーストに次いで気に入っているアルバムだ。 |
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Sales Date:1978.1. | 1. おまつり(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった) | |
2. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ | 4. 一触即発 | |
3. 中村君の作った曲 |
73年8月の俳優座でのライヴ、つまりメジャーデビュー前の音源だ。バンドがレコード会社に聴かせて契約にこぎつけるために用意したデモテープだが、レコード会社がバンドに無断でリリースした(CD化に際し、メンバー自らリマスターを施した)。たったの4曲だがそのいずれもが名演で、翌年発表される『一触即発』の骨格が既に出来上がっていたことをうかがわせる。熱心なファンはもちろん、初心者にもお薦めできる作品だ。 |
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Sales Date:1978.6. | 1. 眠たそうな朝には | 6. 機械じかけのラム |
2. 君はeasy | 7. モロッカン ダミーズ | |
3. Sweet Lover Song | 8. ファランドールみたいに | |
4. ビギニング | 9. クリスタル ボム | |
5. MONGOLOID-TREK | 10. Vuoren Huippu |
全作品中最もポップな音作り。ボストンやカンサスといったアメリカン・ハード・プログレ辺りを彷彿とさせ、バンドの歴史の中においては過度期的な作品になるのかもしれない。メンバーの作曲の配分はほぼ均等になっているが、制作は佐久間正英がイニシアチブを握るようになる(この頃のライヴでのMCも佐久間が担当することが多かったようだ)。 |
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Sales Date:1979.11. | 1. NOCTO-VISION FOR YOU | 6. NEO POLIS |
2. NAMELESS | 7. NILE GREEN | |
3. NERVOUS NARRATION | 8. N・P・K(4:4:2) | |
4. NOTION-NOISE | 9. (NATURAL) | |
5. 9th NIGHT | 10. NEO NATURE∴450 |
全編に渡ってエレクトロニクスが導入され、初期がプログレなら今作はもろにテクノ~ニューウェイヴ。そしてクラフトワークやYMOの作品と並べても見劣りのしないクオリティを備えた、バンドの到達点だ。とても同じバンドによる作品とは思えない変貌ぶりだが、こうした柔軟性は逆に洋楽アーティストを超えているともいえ、頼もしく思う。しかし商業的に成功することはなく(ファンはあくまでプログレを求めていたのだろうか)、四人囃子は自然消滅的に解散する。 |
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Sales Date:1989.7. | 1. 一千の夜(1000 Nights) | 7. Never Ending Story |
2. Dance | 8. al-sala-di SCENE | |
3. Chaos | 9. Good Good | |
4. Who'll Be The Next (in line) | 10. I'm In Action | |
5. DEEP | 11. A Spoon For The Boy | |
6. Lucifer | 12. 眠い月(Nemui-Tsuki) |
自然消滅から10年。この間メンバーは、セッションミュージシャンやプロデューサーとして音楽界で活動。一方時代はアナログからCDへと移行し、過去の作品がリリースされ再評価される土壌が出来上がっていた。そしてついに四人囃子再生。ライヴには佐藤と森園も合流したが、今作はバンド在籍が長かった岡井、坂下、佐久間の3人で作られた。音の方は、『NEO-N』が序章に過ぎなかったと思わせる、更に大胆なエレクトロニクスが導入されたテクノミュージックになっている。 |
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Sales Date:1989.12. |
Disc 1 | 1. Pre-Dance | 7. Chaos |
2. Dance | 8. NOCTO-VISION FOR YOU | |
3. al-sala-di SCENE | 9. 機械じかけのラム | |
4. I'm In Action | 10. ハレソラ | |
5. Who'll Be The Next (in line) | 11. 眠たそうな朝には | |
6. Lucifer |
Disc 2 | 1. おまつり | 6. Never Ending Story |
2. 空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ | 7. 一千の夜 (1000 Nights) | |
3. レディ・バイオレッタ | 8. DEEP | |
4. ナスのちゃわんやき | 9. 一触即発 | |
5. 眠い月 (Nemui-Tsuki) |