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バイオハザード2 アポカリプス(2004年)

バイオハザード2 アポカリプス(2004年)

物語は前作『バイオハザード』のラストから直結。ウィルスが撒き散らされたアンブレラ社の地下施設で生き残ったのが、アリスと刑事マット。しかし2人は引き離され、それぞれICUのようなところで処置を受けていた。

一方、ウィルスに感染したゾンビが地下施設を出て街中に繰り出し、街はパニック状態に。アンブレラ社はラクーンシティ自体を外部から隔離し、核爆弾を落として証拠の一切を葬り去ろうとする。街に出たアリスは生存者たちと共に脱出を試みるが、兵器化したゾンビ「ネメシス」との対峙を強いられる。

舞台が、前作では地下施設の中という密閉された空間だったのが、今作では街そのものになり一見オープンにはなった。が、今度は街そのものが密閉された空間という形になっている。人がゾンビに襲われる恐怖感は前作ほどでもないが、それはアリスが前作以上に強くなってしまったからだ。ネメシスは実は感染したマットで、アリスは悲しい戦いを強いられる。

アリスは。今作ではゾンビやクリーチャーと唯一対等に戦える存在になり、『エイリアン2』で演じるリプリーの現代版のように思える。市民を守る特殊部隊の隊員ジル・バレンタインはジル・バレンタインという人が演じ、彼女も後に重要なキャラクターになっていく。

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