横浜アリーナのボックスシート
先日行ってきた浜田省吾の公演、会場は横浜アリーナだった。個人的に何度も足を運んでいる会場だが、今回はじめて「ボックスシート」にした。ボックスシートは、入り口と真逆の2階スタンドに位置している。ステージ向かって右側で、はっきり言えばあまりステージに近くはなく、双眼鏡は必須だ。しかし、とても快適だった。
まず、誰でもが入れるようにはなっていない。場内ロビーにボックスシート専用の入り口があり、係員にチケットを見せて入る。ゲートを通ると、8人程度がくつろげるスペースがあった。テレビもあったが、つけてみるとフロアを4分割して映していて、番組は映らないようになっていた。そのスペースを経てやっと座席となるが、少しゆったりめで、肘掛けがついていた。恐らく、ボックスシート以外の座席には肘掛けはないと思う。
専用ロビーにてドリンクコーナーがあり、覗いてみる。有料かと思いきや、なんとフリードリンクつまり無料で飲み放題だった。コーヒーやウーロン茶、ミネラルウォーターなどがあり、ワタシは、オレンジジュースをもらった。因みに専用トイレもあって、ほとんど並ばずに済んだ。
この専用ロビーには、過去に横浜アリーナで公演を行ったアーティストのポスターも飾られていた。ザ・フーやイーグルス、そして、ミッシェル・ガン・エレファント。4人のサインが入っていた。ミッシェルは、恐らく日本ではじめてアリーナクラスの会場でスタンディングをやったアーティストだ。当時は賛否分かれたが、時が流れ、アベフトシが亡くなった今となっては、伝説の公演になっている。
これだけ快適でサービスも行き届いているのだから、チケット代は当然割高だ。それでもボックスシートを取ったのは、とにかくチケットを入手する確率をあげるためだった。浜田省吾の公演は、先行も一般発売も、先着順ではなく抽選になっている。ワタシは去年のホールツアーは抽選にはずれ、今年1月の追加公演でやっと観ることができた。チケット代が割高なら、競争率は少し下がるだろうと考えてのことだった。快適さは、知っていたのではなく、後からついてきたものだった。
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