電気グルーヴ@フジロック’16
観るのは2013年ソニックマニア以来だが、個人的にはじめて電気を観たのは97年第1回のフジロックだった。今や伝説のレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのパフォーマンスの後、セカンドステージに移動し、ピエール瀧の富士山コスプレを観たのは、もう19年も前のことだ。
巨大なステージは、横長の卓があるだけのシンプルなセットだ。ライティングもノーマル、2人を捉えるスクリーンもノーマルで、凝った様子は見られない。ただその分、卓球と瀧のパフォーマンスが、生々しくダイレクトに伝わってきた。
山の中で深夜0時過ぎに何万人もの人が集まっているのは、ふつうに考えれば異様な光景だが、その「異様」を20回続けてきたのがフジロックだ。レッチリやベックと同様、電気もフジロックに深く関わり続けてきたアーティストで、まさにクロージングを務めるに相応しい。いい幕引きになったと思う。
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