イーグルスのグレン・フライさん(Glenn Frey)死去
イーグルス創設メンバーのひとり、グレン・フライさんが18日に合併症で亡くなられた。67歳だった。イーグルスのメンバーは追悼コメントを発している。
初期のヒット曲にして代表曲のひとつ『Take It Easy』は、作曲がジャクソン・ブラウン、作詞がフライさんの共作だった。軽快なメロディーはバンドの表看板とされ、フライさんはそのイメージを体現する陽気な伊達男のような人と思われた。シリアスな面を担っていたのがドン・ヘンリーで、このふたりが両輪となり、バンドを牽引していた。
個人的に、イーグルスのライヴは4回観た。95年に2回、2004年、2011年だ。リアルタイムを知らない身だったが、95年はそのクオリティーの高さに魅了され、2004年は新作を引っさげる意欲に魅了された。2011年のときはさすがに歳を取ったなと思ったが、それでも健在ぶりを見せつけた。2011年のライヴをうまく仕切っていたのが、フライさんだった。
イーグルス解散後にメンバーたちはソロ活動を行ってる。フライさんも自身の名義でのソロアルバムをいくつかリリースしている。92年12月の来日公演に、ワタシは足を運んでいた。記憶がかなり薄れてしまっているが、ソロでヒットした『The Heat Is On』がハイライトになったほか、もちろん『Take It Easy』も演奏された。そして、なんとドン・ヘンリーがヴォーカルの『Desperado』を歌ったことには驚かされた。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。それにしても、モーターヘッドのレミー、デヴィッド・ボウイ、そしてフライさん、と、悲しい知らせが続きすぎる。
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