TEMPLES_Hostess Club Weekender
公開日:
:
最終更新日:2020/06/13
Hostess Club Weekender 2015.2. フジロック
音楽メディアでは、かなりプッシュされているテンプルズ。しかし、去年フジロックで観たときは、個人的に今ひとつにしか感じなかった。それから半年が経過し、さて今回は・・・。
ドラム、ベース、ギター&キーボード、ギター&ヴォーカルの4人編成。キーボードに機材トラブルがあったようで、前半はローディーが何度もステージに出てきては調整していた。メンバーも、少しイラついていたように見えた。
曲はほとんどすべてがミディアム調で、そしてサイケデリック。レトロではないが、かといって新鮮にも響いてこない。もっと弾けてムチャクチャ暴れてもいいと思うのだが、ワイルドな外見とは裏腹にスマートで手堅いライヴをしているように見えて、ちょっと物足りない。
後半になり、15分かあるいはそれ以上のインプロヴィゼーションが繰り広げられ、ようやくパフォーマーとしての力量を垣間見ることができた。サイケなスタイルであることもあり、観ているうちに吸い込まれていくような魔力が感じられた。こういうのが、観たかった。
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