デヴィッド・ボウイ(David Bowie)写真展
青山で開催されている、デヴィッド・ボウイ写真展を覗いてきた。
展示されている写真は、日本人写真家鋤田正義によるもの。入場は無料だ。無料の展示は質量共に迫力を欠くことが多いと実感しているのだが、今回はそこそこインパクトがあった。大きく引き伸ばした写真が多く、そのほとんどはモノクロ。見覚えのある写真も、いくつかあった。
恐らく初来日公演と思われる、客がステージまで押し寄せてかぶりつきになる中、歌うボウイとギターを弾くミック・ロンソンをステージの右サイドから撮ったショット。95~96年のツアーのショット。2004年のツアーのショット。来日時に、地下鉄に乗っているボウイの写真もある。ということは、鋤田はボウイに密着同行を許されていたのだろう。また、ボウイと布袋寅泰のショットもあった。
去年突然新譜『The Next Day』をリリースし、そのジャケ写は鋤田がかつて撮影した『Heroes』のジャケ写を流用したものだ。ボウイと鋤田の偉大さが、日本のみならず海外でも再評価されるきっかけになったことと思っている。
写真展は、来週9日まで開催されています。
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