YMO楽器展

東京ビッグサイトで開催されている楽器フェアを覗いてきた。楽器など手にしたことのないワタシが突如として目覚めた・・・ワケではなく、ymo楽器展を観るためだ。

YMO楽器展とは、35年前の1979年YMO海外ツアーのステージセットを再現したもの。先着で図禄を購入した人には、ステージに上がって間近で機材を見られるツアーに参加できる権利を得られるのだが、ワタシが到着した、開場時間ちょうどの朝10時には、既に受付終了となっていた。

それでもまだ場内は混雑具合が少ないと思われ、今のうちにと、撮れるだけステージの写真を撮った。詰めている人の年齢層は案の定高く、ビデオカメラやデジタル一眼レフなどで数限りなく撮影し続けている人もいた。いくつかはリペアされ、いくつかは35年前に使用していた楽器まんまだそうだ。こんにちでも日本人アーティストの海外進出は容易ではないというのに、35年前に海外公演を成功させ、今や国内外に多くのフォロワーを生むYMOの当時の一端を、垣間見ることができた。

せっかくなので、さらっとではあるが場内を見てまわった。ギターやベース、ドラム、ピアノ、管楽器、ハープなどの楽器店やメーカー。エフェクターやCDJなどの機材。音楽を表現したい人にとっては、夢のような空間だろう。ただ、値札を見てしまうと、ちょっとやそっとでは手が出せるものではないと思い知らされる。特に目立ったのは、ヤマハのブース。扱い楽器毎に何か所も構えていて、この業界では巨大勢力なのではと思った。

楽器展、過去はパシフィコ横浜で開催されていたそうだ。横浜住まいのワタシにとっては、次回はまたパシフィコに戻ってきてくれれば、足が向くかもしれない。