ロッキングオン、夏フェス特集
毎月1日に発売されるロッキングオンは、9月発売号はフジロックとサマーソニックの夏フェス特集を、毎年巻頭に組んでいる。
表紙は、サマソニ東京初日のヘッドライナーのアークティック・モンキーズだった。去年は、フジ2日目ヘッドライナーのビョーク。誰を表紙にするかで売れ行きは大きく変わると言われていて、これがロッキングオンの判断だ。ふーん。
掲載はフジロックが先で、ライヴレポートをアーティスト別にピックアップ。日にちやステージにはあまりこだわらず、ヘッドライナークラスは見開き2ページを費やし、1ページ、1/2ページと、徐々にスペースが小さくなっていく。サマソニも同様。まあ、例年通りの構成だ。
個人的には、今年はフジは全日程参加、サマソニはソニックマニアと東京初日の1.5日参加だった。観なかったアーティストの中で気になったのは、サマソニ2日目に出たピクシーズと、フジでアーケイド・ファイアとまるかぶりで1曲しか観られなかったマニックスくらいだった。記事を読み、いちおう補完する。ウォーターボーイズの記事スペースが小さいのが、残念だった。
今年はフジもサマソニも、客入りは例年より落ちている。それは、フェスティバルトータルで見たときにラインナップが今ひとつだったことが主な要因だと思っている。参加する側としては快適だったし、参加前に自分の心のハードルが低くなったこともあって(笑)、結果的にはいろいろと楽しめた。しかし、この特集の冒頭には「今年の夏フェスで得た収穫はあまりにも大きかった」とまで書いていて、ロッキングオンも必死だなあと思ってしまった。
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