ファクトリー収録参加

フジテレビの深夜音楽番組「ファクトリー」の収録に行ってきた。

集合時間にフジテレビに行ってみると、既に同じ目的の人がたくさんいた。ファクトリーの応募だけでなく、今回出演するアーティストサイドでの募集というのもあったようだ。当選の通知が来たときに、自分の整理番号というのをもらっていたので、その番になったときに列に並ぶ。受付を済ませ、黄色い整理券を受け取る。やがて中に通され、今度は「リハーサル室6」なる控え室に案内される。よく芸能人がかくし芸の練習とかに使っているところだ。スタジオへは貴重品と水分のみが携行可能で、荷物や上着などはここに置いていくことになっていた。

控え室を出たのは4時少し前くらい。廊下を歩きながらも、ついついきょろきょろしてしまう。ロッカーに「かくし芸用」と書かれていたり、「ものまね芸人様」と書かれた札が壁に貼ってあった。リハーサル室は1階だったのだが、スタジオは3階にあり、階段を上がって3階まで行く。スタジオに入ってみると、既にフロアは人が密集していて蒸し蒸ししている。ステージ向かって右サイドに移動すると空きスペースがあったので、そこに落ち着いてライヴを楽しむことにする。

収録開始に先立ち、スタッフが出てきて「振動テストをするので、今からかける曲に合わせてノッて下さい」だって。流れたのはジェットの『Last Chance』で、集まった人たちは小刻みに体を揺らす。これでテストになっているのかな。この日はRossoが出るんだし、どうせならミッシェルの『Cisco』でも流した方がよかったんじゃ。この後、今度は拍手の練習をさせられる。音量の調整をしているのか、それともこの音を録音して後で編集でかぶせたりするのかな。

こうして、収録は4時半頃に始まり、8時前に終了した。個人的には2002年の5月以来、約2年半ぶりのファクトリー収録参加になったのだが、前回のときはとにかくスタジオに入るまでにやたらと待たされ、また控え室でも待たされ、収録が終わったのは10時過ぎだった。そのときからすると、今回はそれほど待たされることもなく、収録も淡々と進んだので、気持ちとしては結構楽だった（立っている時間が長かったので、足や腰にはきたが）。今回の収録は、スカパーでは来年1月22日に、フジテレビ地上波では1月29日に、放送される予定とのことだ。