怪獣8号展に行ってきた
少年ジャンププラスで連載され、アニメ化もされている『怪獣8号』。その原画展が東京ドームシティ内のGallery Armoで開催されていて、観に行ってきた。
怪獣が発生する日本が舞台。日比野カフカは謎の生物に寄生されて怪獣化してしまうが、その正体を隠し防衛隊の一員として怪獣討伐の任務につく。やがて正体がばれて拘束され尋問されるも、怪獣兵器として稼動する条件付きで処分保留となる。
展示物は基本的にストーリー進行に沿っているが、中盤はキャラクターのピックアップという形を取っている。原画を見る限り、手書きではなくデジタルで書かれていると思われ、かなりクリアだ。手書き原画にあるような、欄外の指示書きやセリフの貼り付けなどは見られなかった。セリフや効果音などの文字は原画に直接ではなく、セル画のようなもので被せていたと思う。
ワタシは原作未読で、ストーリー的にはアニメで放送されたところまでを知るのみだ(原作の40話前後くらい?)。しかし、この展示では100話すぎくらいまでの原画が展示されていた。怪獣9号が宿敵のような存在になっていること、防衛隊側では少なくともひとりが亡くなっていること、あの人が寄生され怪獣にされかかっていることなど、結構衝撃的だ。
展示物の大半は、撮影可となっていた。また、撮影不可ながらこの展示のために描き下ろされた7ページの短編、1話から3話までのネームの一部も展示されていて、なかなか興味深かった。
敵の能力を身につけて戦うというプロットは、『デビルマン』が原点だと思っている。『呪術廻戦』も『怪獣8号』も、『デビルマン』の系統に位置する作品だとワタシは思っている。もちろんいい意味で、だ。
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