ピンク・フロイド(Pink Floyd)、ライヴ8で再結成
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最終更新日:2024/09/23
Pink Floyd ピンク・フロイド
ピンク・フロイドが黄金期のメンバーで復活し、7月に行われるライヴ8に出演する、というニュースがかけめぐった。
シド・バレット脱退後、バンドを牽引してきたのはロジャー・ウォーターズだ。そのロジャーは、83年の『Final Cut』を最後にピンク・フロイドとしてやることはやりつくしたと宣言し、ソロ活動開始を表明。フロイドは解散したかに思われたのだが、4年後にデイヴ・ギルモアの手により、残されたメンバーだけで突如復活。ロジャーはフロイドの名の差し止めをめぐって法廷にまで持ち込むという、ドロドロした状態になってしまった。
以降はギルモアによるフロイドと、ロジャーのソロの2種類のフロイドが存在するようになったが、ギルモアズ・フロイドは95年を最後に音沙汰がなくなり、一方ロジャーは3年前には自身の歴史を総括するかのようなツアーを行っていた。
この両者が交わることは、金輪際ないだろうと思われていた。なのに、まさかこんな日が来ようとは。どんなにいがみあっていても、いつかは雪解けが訪れるものなのだろうか。それとも、単に「金」のために集まっただけなのか。ともあれ、ファンの立場としては楽しみが増えた。ところで、ライヴ8って日本でテレビ中継されるのかしら?
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