レディオヘッドのフィリップ・セルウェイ(Philip Selway)、ソロとして来日
レディオヘッドのドラマー、フィリップ・セルウェイが、初となるソロアルバムをリリースし、来日公演まで行うことに。アルバム『Familial』は本日リリースだが、ワタシは昨日の夜ゲットして今日聴いてみた。
ざっくり言えば、少し地味なきらいはあるが、アコースティック主体のシンプルなサウンドに乗せた、フィルの優しいヴォーカルが染み渡る作品だ。自らシンガーを務めてドラムスティックは持たず、他のドラマーも起用していない。ネオアコ好きな人には、意表を突いたボーナスになるかもしれない。
音としては、もちろんレディヘの面影など見出だせるはずもなく、というか、そもそもレディヘにおけるフィルの立ち位置を、リズムキープ以外に語るのは非常に難しい。ここで見出だせるのは、フィルが優れたシンガーでありソングライターであるということで、幸か不幸かレディヘではそれが見えて来ることはまずないだろう。
来日決定の報を聞いたとき、迷わず行くことにした。かつて、チャーリー・ワッツが自らのバンドで来日し、ブルーノートで公演を行ったことがあった。これはチャーリーであってストーンズではない、ということがわかりきっていて、このときは結局スルーした。後悔していないかと言われれば、断言はできない。そういう過去もあり、今回は足を運ぶ。間近で見られるからね。
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