猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年)
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最終更新日:2024/05/17
猿の惑星 アンディ・サーキス, ジェームズ・フランコ
製薬会社で、抗アルツハイマー用新薬の開発をしているウィル。実験用に投与していたチンパンジーが高い知能を発揮するも、突如暴れだして警備員に射殺されてしまう。しかしそのチンパンジーは赤ちゃんを出産しており、ウィルはシーザーと名付けて自宅で育てることに。
年を経るにつれてシーザーは成長し、また遺伝により高い知能を発揮。ウィルとシーザーとの間には親子のような絆が生まれる一方、人間の世界に触れていく中でシーザーの心境は少しずつ変わっていく。
舞台は現代。原題は『Rise Of The Planet Of Apes』とあって、『猿の惑星』シリーズ5作の起源、なぜ猿が人間を支配するようになったのかが明らかになる、という位置づけの作品のようだ。ただし、シリーズ5作の設定をまるまる継承しているわけでもなく、パラレルワールド的な世界観になっている。
シリーズ5作を観ていなくとも楽しめる作りになってはいるが、観ていればこそわかるツボもある。シーザーの名前もそうだし、ウィルの自宅内で手にするおもちゃが自由の女神なのは、まさにあるあるネタだろう。
猿は、シリーズ5作のときは素晴らしい特殊メイクで表現していたが、今回はCGを駆使することで、木々を素早く渡り歩くさまなど猿本来の動きを表現している。シーザーはアンディ・サーキスで、『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムなどと同様、モーションキャプチャで演じている。
キャストは、ウィルに『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコ。他にワタシの知る人は出てないと思ったのだが、エンドロールにブライアン・コックスという名を見つけた。見覚えのある名前と思い調べてみたら、2月に観た『RED』の引退した腕利きスパイのひとりのロシア人役の人で、ココでは動物収容所の所長役で出演している。
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