Liquid Room 3rd Anniversary

フジモードからサマソニモードへの切り替えを図る中、ワタシの次のライヴは実はサマソニの前にもうひとつあって、それは明晩恵比寿のリキッドルームで行われる、コーネリアスとゆらゆら帝国の豪華対バンだ。

もともとリキッドルームは、新宿歌舞伎町にあった。ビルの7階にあって、そこまではなんと階段で行かなければならなかった。ライヴを楽しむ前に体力を使うという、まるで罰ゲームのような構造だった（笑）。フロアは天井が低くて密閉感に溢れ、そして音質も上々。シアター・ブルックの佐藤タイジによれば、全国のどのライヴハウスよりも音がいいとのことだった。

その新宿リキッドは2003年末で閉鎖され、そして新たに恵比寿にオープン。恵比寿駅から徒歩5分程度の、明治通り沿いにある。入場後すぐに階段を上がるという構造は、どことなく新宿リキッドを彷彿とさせるが、今度は上がっても2階までだ。そして、この2階には物販やロッカー、バーカウンターなどがあり、休憩スペースもあって、ちょっとしたくつろぎスペースになっている。また奥の方はタワーカフェという喫茶・軽食ができるスペースだ。リキッド本体には、階段を降りて入場する。内装は、以前のリキッドを思い起こさせるような作りになっている。

さて、前置きが長くなったが、恵比寿リキッドがオープン3周年を迎えたそうだ。それにリンクしたアニヴァーサリーライヴが断続的に行われていて、ピンでも即完売になるアーティストの対バンが、これでもかとばかりに組まれている。明日ワタシが行くのが、冒頭にも書いたコーネリアスとゆらゆら帝国の対バンだ。コーネリアスは昨年新譜をリリースし、今年は国内ツアーばかりか海外にまで繰り出し、そしてフェスにも精力的に参戦。リキッドも、ツアー会場のひとつとして使っていた。一方のゆら帝はリキッドではほぼ毎年ライヴを行っていて、そして秋に新譜リリースを控えているというタイミングである。