イーグルス(Eagles)、2004年以来6年半ぶりの来日
イーグルスの約6年半ぶりの来日公演が、昨日の大阪から始まっている。ワタシは、5日の東京ドーム公演に足を運ぶ予定である。
今回のメンバーは、2004年のときと同様グレン・フライ、ドン・ヘンリー、ジョー・ウォルシュ、ティモシー・B・シュミットの4人。そして、この6年の間に新作『Long Road Out Of Eden』をリリースしている。かつてのイーグルスらしいウエストコースト色を基調としつつ、それが古臭くならず、今聴いても新鮮に響くような配慮の効いた作風だと思う。
2000年代最初のディケイドもいつのまにか過ぎ去ってしまった。この10年は、ロックの歴史を作った最初の世代が次々に60代を迎えた10年でもあったと思う。ボブ・ディランは、今年5月で70歳(!)だ。イーグルスのメンバーも、60代に差し掛かった。若い頃とは体型も変わり、顔にはシワという年輪が刻まれた。しかし、それでも彼らは歩むことをやめない。
ワタシは95年、2004年とライヴを観ているが、今回初めて観るという若いファンも、当然いることと思う。よい曲は時を超えて受け継がれていき、何世代にも渡って聴き親しまれていく。その筆頭格はポール・マッカートニーと思うのだが、イーグルスもある意味でポールの領域に足を踏み入れつつあると感じる。
ライヴを観られるのは、もしかして今回が最後になるかもしれないが(6年前もそう思って臨んだが)、公演を楽しみにしている。
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