レッド・ツェッペリン（Led Zeppelin）再結成ライヴ雑感

先日10日に、ロンドンのO2アリーナでレッド・ツェッペリンの再結成ライヴが行われた。ニュースは、ネットだけに留まらず、スポーツ新聞やテレビにまで波及した。

ネットやテレビでの映像を見た限りでは、ジミー・ペイジが白髪になっていたことやロバート・プラントの声が出ていなかったことが気になり、やはり年月のことを思わずにはいられなかった。がしかし、演奏そのものは心配していたのが杞憂に終わり、メンバーがちゃんと体裁を整えてライヴに臨んでいることを伺わせた。

圧巻はセットリストだ。『Good Times Bad Times』に始まり、キャリアを通してほぼ満遍なくセレクト。ペイジ＆プラントのときには頑としてやらなかった『Stairway To Heaven』も、今回は披露。最後のフレーズをオーディエンスが合唱していたのにはびっくりした。

再結成は今回一度きりとされている一方、来年には世界ツアーに出るという噂もある。今回は一発勝負だからなんとかなったが、ツアーとなるとクオリティをキープできるかがはなはだ疑問（そう考えると、ストーンズはやはり驚異的だ）。とは言ったものの、もし来日でもしようものなら、間違いなく行ってしまうんだろうなあ。