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アート展「Swinging London 50’s-60’s」

アート展「Swinging London 50's-60's」

ジアムはさいたま新都心駅にあるが、京浜東北線で2駅ほど東京よりの北浦和駅から徒歩3分程度のところに埼玉県立近代美術館があり、そこで「Swinging London 50's-60's」というアート展も行われている。50年代から60年代ののポップカルチャーを扱った展示である。

展示されていたのは、ベスパなどのスクーター、クルマ、椅子やテーブル、小型ラジオ、タイプライター、絵画、食器類、ファッション関連など。ロンドンがテーマではあるが、ソニー製のポータブルテレビやホンダのバイクなど、日本製品もいくつかあった。

そして、目玉となっているのがが寄贈したという品々だ。ヤードバーズ、時代のステージ衣装、ギブソンやファントムのギターなど、展示品として出されるのは世界初だそうだ。ジミーの衣装はポール・リーヴスというデザイナーが手がけていて、なども顧客だったとのこと。

ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画『欲望』を、あるシーンだけループで流していた。それは、ヤードバーズがクラブで演奏しているシーンで、曲は『The Train Kept A-Rollin'』。このときのバンドはジミーとのツインリード期で、演奏中にジェフのアンプの調子が悪くなり、ジェフがギターを叩きつけ、踏み付けて壊してしまうというシーンである。ジミーとジェフが共存していたのは極めて短い期間であり、それが映像として残っているのは非常に貴重だ。

「Swinging London 50's-60's」は、9月12日まで行われています。ジョン・レノン・ミュージアムと相互割引が行われていて、どちらかの半券を持っていくと割引になりますが、先にジョンの方を観て、その半券で近代美術館に入った方がトータルで安くなります。

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