ゆらゆら帝国のインディーズ盤
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最終更新日:2023/06/24
ゆらゆら帝国/坂本慎太郎
年末にゆらゆら帝国のライヴを観に行ったのだが、開演前に物販でインディーズ時代のCDが売られているのを見つけた。ゆら帝にもインディーズ時代の活動があると思ってはいたが、そのときの音源が入手可能な状態にあるとは思わなかった。オフィシャルサイトのディスコグラフィーにも、メジャーの作品しか掲載されていない。ワタシは買おうかどうか迷ったのだが、とりあえずライヴを観てから考えることにした。そしてライヴの出来に満足したので、終演後に改めて物販に行き、CDを購入した。
買ったのは2枚。シンプルに『ライヴ』と名づけられたライヴアルバムと、『アー・ユー・ラ?』というスタジオ盤だ。この2枚を聴いて、とてもびっくりした。音質が良くないのは致し方ないとして、たたずまいが現在とはまるで異なっているのだ。ゆら帝の魅力はいい意味での妖しさであり、レトロなようで新しいセンスにあると思うのだが、この2枚にはそうした感性が薄い。坂本のヴォーカルも変に情熱的で、幾多ある熱血青春ロックバンドと少しも変わらない。収録曲の一部はメジャー以降の作品にも収録されているがインパクトに乏しく、注意して聴かないと気がつかないくらい。いや、これはインディーズ時代に磨き上げた結果が、メジャーにはじき出されたと考えればいいのだろうか。
この2枚の作品がリリースされたのは、95年から96年。この頃はドラマーが安定せずメンバーチェンジを繰り返していたとのこと。メンバーが固定したのは97年のことで、そしてバンドは98年にメジャーデビューを果たしている。
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