ヨラテンゴ（Yo La Tengo）、ラフォーレミュージアム六本木でスペシャルライヴ

既に来日公演が始まっていて、今夜も渋谷クアトロでライヴを行ったヨラテンゴ。ワタシは、明日の公演を観に行くことにしている。

彼らを観るのは、今回が初めてだ。今までチャンスがなかったわけではない。過去、2000年と2003年のフジロックに、彼らは出演している。しかし、当時彼らの作品を全く聴いていなかったこともあって、いずれもスルーしている（そのとき自分が何をしていたのか調べてみた。2000年はアニマルハウスを、2003年はエヴァネッセンスを観ていた）。

今回行くことに踏み切ったのは、特別なライヴになる予感があるからだ。他の公演は「ロックショウ」といい、ヘヴィーな曲を中心としたライヴの様子。そしてワタシが行く明日の公演は、映像に合わせて演奏するという「フィルム･ショウ」ということになっている。音と映像のシンクロというと、昨年観たデヴィッド・シルヴィアンのライヴが思い出されるが、この人のライヴはエレクトロニクス中心だった。ヨラテンゴのライヴはバンドによる生音なので、また趣の異なる、深みのあるライヴになるに違いない。

ライヴに行くに辺り、3枚組のベスト盤、及びオリジナル作品を何枚か入手し、聴いてみた。轟音ギターノイズ炸裂！という曲もあれば、環境音楽のような曲もあり、非常に奥が深い。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを彷彿とさせるような曲もあって、聴いていて思わずニヤついてしまう。キャリアはもう20年を超えているそうで、ダテではないと唸らされる。ライヴが、楽しみだ。