フー・ファイターズ(Foo Fighters)『Everywhere But Home』
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Foo Fighters
フー・ファイターズのDVD『Everywhere But Home』を観た。2002年にリリースしたアルバム『One By One』に伴うツアーを収録した、ライヴ映像集だ。
ライヴは、4か所の会場から収録されている。カナダのトロントがフル収録で、8000人規模のアリーナ会場らしい。カメラアングルが目まぐるしく変わるのが気にはなるが、元々ライヴバンドであり、その力量が如何なく発揮され、それが記録されているのは興味深い。『Break Out』でのオーディエンスの合唱、アコースティックの『Times Like These』、デイヴ・グロールひとりだけの弾き語りでの『Tired Of You』など、ポイントも多い。オーディエンスの熱狂ぶりに惚れてトロントを収録の場に選んだんだと話す、デイヴの姿も感動的だ。
ワシントンのライヴは4曲が収録され、アイルランドのスレイン城でのライヴ(恐らくフェス)は2曲が収録。後者は画面が2分割されて、バンドとオーディエンスを同時に捉えている。そしてオーディオのみではあるが(再生中は画面はフォトギャラリーとなる)、アイスランドのレイキャビク公演を完全収録。セットリストの基本構成はトロントと同じだが、曲順が微妙に入れ替わっていたり、あるいは増えていたりしている。ファーストからの『Weenie Beenie』が披露されていたのは嬉しかった。
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