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エリック・クラプトン、3年ぶりの来日はジェフ・ベックと同時期に

公開日: : 最終更新日:2023/04/09 Eric Clapton ,

Crossroads Guitar Festival 2007

の来日公演が、12日の大阪を皮切りに行われている。

これまで何度となくクラプトンは来日しているが、その時期は決まって10月から12月の間だった。70年代からそうなのだから、これは偶然ではなく、きっと何かの意味があるのだろうと思っていた。それが今回は2月来日ということで、ここでまずびっくりである。また、全ての来日公演がそうだったとは言わないが、これまではほぼ1ヶ月かけて全国主要都市で公演を行っていた。それが、今回は東京と大阪のみになっている。公演地を絞ったのは、この人の年齢や体力的なものかなあという想像もしてみるが、東京大阪のみになっているのも意外だ。

クラプトンの来日と、ジェフ・ベックの来日が、一部重なっている。これが、今回最大の驚きである。たまたま両者の活動日程からこうなったのか、それとも意図的なものがあるかはわからないが。ただこれにより、2人の共演が実現することになった。

来日公演の日程は、ジェフ・の方が先に発表され、その後でクラプトンの来日が発表になった。ネット上では、去年9月の時点でジェフとクラプトンとの共演もあるというネタがあって、実際日程をみると2月21日、22日はぽっかり空いていた。ジェフ的には公演を全て終えた後に当たり、そしてクラプトンにとっては公演中のインターバル期間に当たっていた。ネット書き込みが噂か願望か真実かはわからなかったが、現実ベースで日程が空いているということに、ワタシは希望を持った。共演が発表されればこのチケットを取り、金銭的な都合もあってクラプトンの単独は見送ろうという気になった。

共演は年が明けてから発表になり、ワタシは21日のチケットを取った。当初はたまたま日程がうまい具合になっただけとしか思っていなかったのだが、2人名義でのライヴは意外にも世界初で、国内だけでなくビルボードなどでも紹介されていた。ヤードバーズの初代及び2代目ギタリストではあり、共に名うてのギタリストなので、もっと頻繁に共演していそうな気もするのだが、実はほとんどないようだ。ワタシが観たことがあるのは、83年のARMSコンサートくらい。また、3月にリリースされるジェフのライヴDVDでも、クラプトンは出演しているらしい。

・・・というわけで、今回ワタシはクラプトンの単独はパスするが、共演の方でライヴ自体は観る。セットリスト的にはブルース寄り、70年代寄りに見え、近年のヒット曲は押さえられているように見える。面食らうファンもいるかもしれないが、個人的には楽しみである。

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