ハシエンダ2012初日、そのほかのアクト
公開日:
:
最終更新日:2022/09/24
The Hacienda Oiso Festival 2012 ニュー・オーダー, フジロック, プライマル・スクリーム, ルー・リード
【Lilies And Remains】
日本人男子4人組。ルー・リードばりのトーキングスタイルのヴォーカルはほとんど聞き取れないが、2本のギターがノイジーに絡み合うさまは想像以上の出来のよさで、まるでギャング・オブ・フォーのようだ。
【YODA】
ピーター・フック前のDJ。後半はプライマル・スクリーム~ニュー・オーダー~ストーン・ローゼズという、ベタというか反則技のようなセレクト。ラストはライドだった。
【Sugiurumn with Bez】
フッキー@JD興奮の余韻も醒めあらぬ中、ステージの左横に設置されているDJブースがすぐさま稼働。Sugiurumnは日本人DJだが、ここで見せ場を作っているのは、そのすぐ横で踊っているハッピーマンデーズのベズだ。
フジロックで2回ハピマンを観ているが、さすがに年とったなあと思いつつ、そのダンスは以前観たのと少しも変わっておらず、コレを間近で観れているという贅沢さを噛み締める。すぐ目の前のオーディエンスにハイタッチしたり、子供を3、4人あげて一緒に踊ったりしていて、ちょっとしたパーティタイムに。
【The Whip】
ギター&ヴォーカル、ベース、女性ドラムのスリーピースで、オーソドックスなビートロックかと思いきや、これまたダンサブルなステージになった。ギターの人はギターをあまり弾かず、サンプリングの駆使と歌に重点を置いていた。ベースの音はデカく、ドラムもパワフル。そしてサンプリングを効果的に使い、曲のフォーマットを超えた即興性の高い演奏をしてみせた。なんでも、デビュー前に2007年フジロックに出ていたそうだ。
前半、ステージ袖にフッキーが座って彼らのライヴを観ていた(その後物販ブースでサイン会をした)。若いバンドを見るその目付きは、プロデューサーのようだった。
【石野卓球】
メインステージのDJブースはステージ向かって左横なのだが、さすがに卓球ともなると正面ステージに。プレイも、曲を流してスクラッチでつなぐのではなく、ビートとサンプリングとをクロスさせ、フロアのオーディエンスを踊らせる。ラストは、ローゼズをサンプリングしていた。
関連記事
-
シャーラタンズ(The Charlatans)Festival Set@ハシエンダ2012
うーん、そういうことかあ。出来は、昨夜より今日の方がよかったと思う。『Tellin' Sto
-
ハシエンダ2012を振り返る(1)-会場編
大磯プリンスホテルを午前中にチェックアウトし、大磯駅まではバスで、駅からは東海道線に乗り、無
-
ピーター・フックによるジョイ・ディヴィジョン再現
ワタシがハシエンダに参加した目的はいたってシンプルで、ピーター・フックとシャーラタンズの2組
-
ハシエンダ2012を振り返る(2)-運営編
運営面は、よかった点と問題だった点がある。 【開催前まで】 4月末のゴールデンウイー
-
ピーター・フック&ザ・ライト(Peter Hook And The Light)『Closer』セット@ハシエンダ2012
今夜は『Closer』全曲ライヴだが、まずはキーボードとドラムの2人だけでスタート。『Atr