ピーター・フック&ザ・ライト(Peter Hook And The Light)『Unknown Pleasures』セット@ハシエンダ2012
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最終更新日:2022/09/24
The Hacienda Oiso Festival 2012 クラフトワーク
バンド「ザ・ライト」はギター、ベース、ドラム、キーボードの4名。そして、フロントにピーター・フック。クラフトワークをSEに登場し、1曲こなした後にいよいよ『Unknown Pleasures』全曲演奏に。
オリジナルを忠実に再現するというより、現在のフッキーの肉体性を加味させた、彼らならではのパフォーマンスだ。イアン・カーティスとフッキーでは声質もトーンも異なり、合わせるとかえって違和感になるのでこうしたと思う。バンドの演奏はかなり頑張っていて、曲間が間延びすることなく常に誰かしら音を出す。
フッキーはヴォーカルに専念することが多く、ベースを弾いていたのは半分くらい。しかしその半分はつまりツインベースで、音の厚みが一層増した。間奏のインプロではソロを弾きまくり、足を大きく開き低い位置に構えて弾く、あの独特のプレイを間近で堪能した。ほとんど1曲毎におじぎしていて、少しお茶目だ(笑)。
『Unknown Pleasures』全曲完奏後、いったんメンバーは袖へ。しかしすぐさまアンコールとなり、『Transmission』から『Love Will Tear Us Apart』と、JD必殺ナンバーへ。後者では、終盤をオーディエンスに歌わせていたが、これが思った以上に機能した。
これでおしまいかと思いきや、なんと『Ceremony』まで!最後、フッキーはステージを降りてフロア最前のオーディエンスの目の前でベースを弾き、そのまま終了。すると、自分が着ていたTシャツを脱ぎ、フロアに投げ入れていた。
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