元ちとせ@No Nukes 2012
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最終更新日:2022/09/19
No Nukes 2012 フジロック, 坂本龍一
観るのは2002年のフジロック以来で、当時の彼女は『ワダツミの木』で大ブレイクしていた頃だった。その頃はまだ少女の面影があったが、さすがに10年経ちその間に母にもなったので、逞しさが感じられた。少し裏返るあの独特の歌い方は健在だ。
バンドはギター、ベース、ドラムだが、ステージにはグランドピアノも設置されていた。これはもしかして・・・と思っていたところ、中盤で坂本龍一登場!坂本がプロデュースしたという『死んだ女の子』という歌を歌った。原発に関連した重い歌だが、広島や長崎の悲劇を風化させず、語り継ぐという想いが込められた歌だそうだ。
登場時のVTRコメントは、福島原発の4号機問題。メルトダウンの危険を残す4号機は、政府発表では震度6強まで耐えられるとされているが、実際には地盤が80センチ沈下している。アメリカには同型の原発が31機あり、アメリカにとってはこの事実がオープンになるのは都合が悪い。そして、日本政府はそれに同調していると思われる。
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