ソニックマニア2022(Sonicmania)を配信で観た
公開日:
:
最終更新日:2024/08/18
Summer Sonic 2022 METAFIVE, コーネリアス, サマソニ, ソニックマニア, フジロック, プライマル・スクリーム
今年のサマソニは東京会場に2日間参加したが、前日にオールナイト開催されたソニックマニアはスルー。8月19日はさっさと寝て、翌20日の出発に備えるはずだった。
ところが、WOWOWオンデマンドでソニマニ(サマソニも)を生配信することがわかり、少し迷った末に結局無料申し込みをしてしまった。というわけで、荷造りは早めに済ませ、パソコンをテレビに接続してライヴを観た。
チャンネルは3つあり、3ステージを中継。微妙に時間が被っていたため、カサビアン~コーネリアス~スパークス~電気グルーヴ~プライマル・スクリーム~TESTSETと、ほぼ立て続けに観た。電気のときは寝落ちしてしまった。フルで観たのは、コーネリアスとTESTSETの2組。
カサビアンは、トム・ミーガンが解雇され、ギターのサージがヴォーカルも担うようになってから観るのははじめて。いきなり『Club Foot』でスタートしたが、サージの声は意外に違和感がなく、バンド存続を選択したのは正しかったんだなと思った。元ザ・ミュージックのロブが、ギターで参加。アーミースーツにサングラス姿でステージ後方に陣取り、淡々とギターを弾いていた。
コーネリアスは、フジロックとほとんど同じセットだったと思う。しかし、堀江博久が発熱のため出演を回避し、小山田圭吾、あらきゆうこ、大野由美子の3人編成でのライヴという、レア回となった。『Star Fruits Surf Rider』後半のトランペットはどうするのかなと思ったが、大野が笛で担っていた。
プライマルは、ボビーが『Screamadelica』ジャケット柄の衣装で登場。ワタシが今まで観てきた公演では、ボビーの横には必ずマニがいて、カリスマ双頭状態だった。現在のバンドは5人編成で、ベーシストはほかのメンバーよりひとりだけ若いシモーヌ。しかし、彼女の存在や、ギターのアンドリューが気を吐く姿は感動的で、今のプライマルはアリだと思った。
TESTSETは、ドラマーが白根賢一ではなく千住宗臣という人だった。セットリストは新曲を入れてきたと思われ、キモノズ『No Modern Animal』のカヴァーも披露。そして、小山田作曲の『環境と心理』は演奏されなかった。去年のフジロックはmetafive名義だったが、今ではTESTSETとしてのアイデンティティーが確立されつつある。5月にもライヴを観たが、何度観てもカッコよさが尋常ではない。
TESTSETを観終えた後に就寝。4時間後に起床し、準備をしてサマソニに向けて自宅を出た。
関連記事
-
milet@サマソニ2022
小柄な人だと勝手に思い込んでいたが、結構身長があって、細身ながらすらっとしていてステージ映え
-
ケイシー・マスグレイヴス(Kacey Musgraves)@サマソニ2022
客入りは決して芳しくはなかったが、素晴らしいライヴだった。女性実力派シンガーといった佇まいで
-
マネスキン(Måneskin)@サマソニ2022
いつ以来だろう。マリンステージのアリーナ総ジャンプ状態を見るのは。 いつ以来だろう。スタン
-
セイレム・イリース(Salem Ilese)@サマソニ2022
人大杉のため優里を回避し、全く予備知識なしで臨む。バンドは、ドラム、左利きのギター、ベー
-
サマソニ2022(Summer Sonic)を振り返る (1) – 会場など
4年ぶりに、東京会場に2日間参加した。 【コロナ禍での開催】 会場内では、基本的にマ