ザ・ホワイト・ストライプス(The White Stripes)解散
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最終更新日:2022/07/03
The White Stripes ジャック・ホワイト, フジロック, モリッシー
公式サイトにて声明がされ、ホワイト・ストライプスが解散した。個人的には、(ややこしい言い方だが)解散は意外ではないが、解散表明をしたことは意外だった。
ドラム&ギターの2ピース編成は、どこかで限界を迎えるだろうと薄々思っていた。少しでも延命するための措置が、ラカンターズやデッド・ウェザーといったジャック・ホワイトのサイドプロジェクトだったと思っている。これらのサイドがメインになるとは到底思えず、ストライプスにアイディアを持ち帰るための試みだと、ワタシは思っていた。
ジャックはもちろん才能に溢れた有能なアーティストだし、最小に近い編成で彼らがやってきたことは、とてもユニークだったとは思う。が、かと言って時代を代表する存在だったかといえば、ワタシはそうは思わない。例えば、ストライプスがフジロックグリーンステージのトリになったとしたら、ワタシの胸は躍らない。ホワイトのトリの間違いだろというツッコミを入れると思う(2004年、モリッシードタキャンにより、繰り上げ的にグリーンのトリ扱いになったことはあった)。
解散の理由は、たくさんあると前置きしつつ、いい状態を永遠に留めておくためだとか言っていて、なんだか漠然としている。ならば活動休止に留めておけばいい話で、それが解散を表明したということは、ウラに真の(そしてビジネスライクな)理由があるのではと詮索したくなる。再結成がふつうになってしまった今のご時世、わざわざ解散を表明するには、よほど深刻な事情があるか、もしくは何かを断ち切りたかったのではないかと思う。思い浮かぶのは、メグのパニック障害が深刻なのではとか、マネジメントとのトラブル、レーベルとのトラブルなどだ。
ワタシがストライプスのライヴを観たのは3回。2002年と2004年のフジロック、及び2006年3月の単独だ。ラカンターズも、フジロックで観ている。メグの方は今後活動をしていくか微妙だが、ジャックはまた別のバンドかユニットを興し、曲を書き、ギターを弾き、シャウトすると思う。
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