鬼滅の刃 鼓屋敷編
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最終更新日:2021/11/29
鬼滅の刃
2019年に、半年に渡って放送されていたアニメ『鬼滅の刃 竈門炭治郎立志編』。9月、劇場版『無限列車編』の地上波初放送、テレビ新シリーズ『遊郭編』放送開始に先駆けて、5つのパートに分けて放送された。『鼓屋敷編』は、第3幕になる。
炭治郎は鼓屋敷に向かう道中で、女の子に結婚を申し込んではフラれた我妻善逸と出会う。善逸は、鬼殺隊最終選別試験の合格者のひとりだった。2人は稀血の少年を食らうべく鬼同士が殺し合う鼓屋敷に入り、猪の面を被った嘴平伊之助とも出会う。元十二鬼月の響凱が、炭治郎の前に立ちはだかる。
初見では炭治郎VS響凱、善逸・伊之助VS鬼の図式で見ていたところがあった。がしかし、改めて観てみると、炭治郎がその後行動を共にする善逸と伊之助との出会いの場だったという印象に変わっている。伊之助も最終選別の合格者だったが、いち早く山を降りていたので、炭治郎と善逸に会うのはこのときがはじめてだった。
伊之助は箱に入った禰豆子を斬ろうとし、善逸は禰豆子を守る。視聴者としてはつい炭治郎や善逸の側に立って見てしまいがちだが、劇中では伊之助の方がまっとうであることが、この後登場する柱の反応でもわかる。
テレビ放送終了後から鬼滅ブームが尋常ではなくなり、炭治郎の名ゼリフがリピートされることとなる。
俺は今までよくやってきた!俺はできる奴だ!そして今日も!これからも!折れていても!俺が挫けることは絶対にない!
俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった。
後者はネタにもされていて、我慢するのに長男も次男も関係なくね?という論調もある。が、父を亡くしている竈門家は、炭治郎が13歳にして(あるいはもっと前から)一家の大黒柱として生活を支える役目を担っているのだ。炭治郎もそれを当然のこととして受け止めているだろう。そう考えれば、別にネタでも何でもないのだがと思う。
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