フジロック’21(Fuji Rock Festival)を振り返る(1) – 会場など
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最終更新日:2021/09/02
Fuji Rock Festival'21 フジロック
【コロナ禍での開催】
参加者には、自主判断によるキャンセルを開催まで受け付け、その際の払い戻しにも応じていた。お願いレベルではあったが、抗原検査キットを無料配布していた。ワタシは出発日に自宅で検査し、陰性を確認してから苗場に向かった。身元確認の意味もあり、公式アプリのインストールと顔写真撮影、情報登録が義務づけられていた。
開催中は、入場時にアプリ画面提示・アルコール消毒・検温が必須となり、検温OKの紙製リストバンドを受け取って腕に巻いた。マスク着用は必須、大声禁止、接触禁止などが繰り返しアナウンスされた。ワタシが見た限りでは、顎マスクや鼻出しは散見、マスク未着用・大声出しはそれぞれひとりずつ目撃。後者の人は、係員に連れて行かれていた。大勢集まると、残念ながらこういう人は出てきてしまう。。。
アーティスト側は、恐らく繰り返しPCR検査を受診していたと思う。(本人とは限らず、関係者かもしれないが)陽性によりキャンセルになったアーティストは数組いた。また、自主判断により出演を取りやめたアーティストも数組いた。
【天候】
初日は、日中に1度だけ弱い雨が少し降った程度。2日目は、1度だけだが強めの雨が降った。3日目は、午後断続的に強い雨が降ってはやみ、その都度カッパを着たり脱いだりした。例年は7月末開催だが、今年は8月のオリンピックとパラリンピックの合間をぬっての開催。気温の方は、感覚的には7月とあまり変わらなかった。
【動員】
主催者発表で以下の通り。
初日 1万2636人
2日目 1万3513人
3日目 9300人
計 3万5449人
例年は、チケット完売の場合は1日で4万人を記録していた。そもそも人数を絞ったこと、当日券発売をしなかったこと、国内アーティストのみのエントリーだったことなどにより、このような結果になったようだ。特に、3日目は目に見えて人が少なかった。すいていることを最も実感したのは、トイレのとき。毎回、ほぼ並ばずに利用することができた。
【ステージ】
例年よりもステージ数は削減されていた。パレス・オブ・ワンダーは駐車場になり、隣接していたルーキー用ステージは、オアシスエリア内に移設されていた。レッドマーキーは壁面を取り外して風通しをよくしてはいたが、果たして演奏中に密にはならなかったのだろうか(ワタシは1度も行かなかった)。木道亭はオブジェに差し替えられていて、夜はライティングがきれいだったようだ。ジプシー・アヴァロンは、例年だとカフェ・ド・パリが設置されている場所つまり最奥になっていた。
【物販】
初日15時30分頃に売り場に行き、アーティストグッズは待ち時間なし、オフィシャルグッズも10分程度の待ちで購入することができた。現金のほか電子マネーやクレジットカード決済に対応しているが、今年はどのレーンでもすべての支払い方法に対応していた。QRコード決済は、Pay Payのみ対応していたと思う。
【食事】
出店の数は、例年よりも絞られていた。一部の店舗以外、または時間をはずせば、こちらもほぼ並ばずに購入することができた。オレンジカフェには屋根つきの飲食スペースが設置されていたが、間隔を空けることになっていたこともあり、ほぼほぼ満席状態だった。アルコールの販売はなく、毎年必ず出店しているハイネケンは、今年はなし。1度だけノンアルコールビールを買って飲んでみたが、心理的な効果もあってか、思いの外美味しく感じた。
【追記】
8月29日にPCR検査を受診。翌日結果通知が来て、陰性だった。ほっ。
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