*

Char@フジロック’21

公開日: : Fuji Rock Festival'21

Char@フィールド・オブ・ヘヴン

活動の幅が広い人で、かつてはティム・ボガートやカーマイン・アピスと汲んだトリオ、金子マリらとのスモーキー・メディスソ、数年前のでは仲井戸麗一とのユニットで、それぞれ観たことがある。が、純粋なChar名義のライヴを観るのは、今回がはじめてかも。

「おはようございます」と、まるで業界人のあいさつでChar登場。バンドは、Char、ベース、ドラム、キーボードの4人編成だ。軸は当然Charのギターで、まるで手足の延長のようにギターを操り、滑らかで心地いい音をヘヴンの空と大地に轟かせる。

歌も歌える人なので、ヴォーカル入りの曲も演奏されるが、歌よりもやはり即興プレイの方に目と耳がいく。曲によっては、キーボードやドラムのプレイをフィーチャーしていた。この人は、バンマスでもあるようだ。

終盤、ついにこの人の看板曲『Smoky』が。グリーンステージならともかく、ヘヴンなら徹底してディープでマニアックに攻めてもいいのではと思うが、そうしないのがこの人のバランス感覚なのだろう。

10年以上前のフジロックで、場内を歩くCharを見かけ、握手してもらったことがあった。目を見てがっちり手を握り返してくれ、気さくな人だと思った。決して気取らないが、やはりこの人はスーパーギタリストだ。

関連記事

cero@フジロック’21

観るのは、2017年のグリーンルーム以来。ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、女性パーカッシ

記事を読む

「ムジカ・ピッコリーノ ライブ in フジロック」を観た

昨年8月、コロナ禍の中で2年ぶりに開催された、フジロックフェスティバル。2日目ジプシー・アヴ

記事を読む

フジロックフェスティバル’21(Fuji Rock Festival)、出演アーティスト発表第2弾

第1弾発表から約1か月を経て、今日11時過ぎに公式サイトで第2弾の出演アーティスト発表があっ

記事を読む

フジロック'21

フジロック’21(Fuji Rock Festival)まとめページ

8月19日(木) ・現地到着 初日・8月20日(金) ・スタート ・OKAMOT

記事を読む

平沢進+会人(EJIN)@フジロック’21

観るのは、2年前フジロックのレッドマーキー以来。独特のキャラクターやパフォーマンスに驚かされ

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑