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envy@フジロック’21

公開日: : Fuji Rock Festival'21

envy@ホワイトステージ

写真はライヴ前のセッティング中のときだが、この直後に大粒の強い雨が降り出した。山の天気は変わりやすいとはよく言ったもので、この後の体力の消耗を覚悟。しかし、 envy開始時には雨足が弱くなり、やがてほとんど気にならない降りになった。

個人的に、2001年のオープニングアクト以来のenvyで、実に20年ぶり。ドラム、ベース、ギター3人、そしてヴォーカルという編成で、全員が黒いいでたち。バックドロップのスクリーンに日本語字幕のメッセージが流れ、出だしから爆音で蹴散らす。ギター3人というのはやはり圧巻で、音圧の凄まじいことと言ったらない。

このバンドはヴォーカルも独特で、ほとんど「歌って」いないと思う。どういうことかというと、大半は朗読のような歌詞の読み上げ、そのほかは咆哮だ。そういえば、モグワイの『Rock Action』にも、ゲスト参加していたっけ。

言ってしまえば極めて男臭いバンドだが、それがなんと、女性ヴォーカルをゲストに迎えて曲を作ったそうだ。終盤に、その人をステージに招き入れてその曲を披露。もちろん轟音モードを損なわれていなかった。

【追記】3人のギタリストのひとりは、9mm parabellum bulletのギタリスト滝善充とのこと。

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