オアシス、ニュースステーション出演
先週、MTV関連のイベントに出演するためにオアシスが来日していた。来日時の様子はソニーミュージックのサイトに逐一掲載されていて、その中にはテレビ朝日のニュースステーションの取材を受けたということも書かれていた。ではその放送はいつなのか?先週からワタシは毎日のように番組をオンタイムで見、番組のHPをチェック。しかし来る日も来る日も空振りで、放送はとりやめになっちゃったのかなと心配にまでなってしまった。
ところが、この日やっと放送することがネット上で話題になり、それではと番組HPを見ると、確かにオアシス出演とある。しかし、これがまたタイミングがいいやら悪いやらで、サッカーW杯開幕戦のフランスVSセネガル戦と時間帯がかぶっているではないか。増してや前回覇者で今回も下馬評の高いフランスが、今回初出場となるセネガルに1点のリードを許すよもやの展開となり、試合の方も目が離せない。まずはビデオの準備をしておき、後は時計をちらちら見やりながら時折チャンネルを変えて、様子をうかがった。
オアシス登場は、フランスVSセネガル戦の後半43分辺り。とりあえずビデオ録画をスタートさせて、試合の方を最後まで観た。セネガルが勝ち、一方オアシス出演の方も済んだようで、ビデオをストップ。巻き戻して観てみる。
まずはノエルのインタビュー。バンドのことやサッカーのことについて、いくつかのやりとりがあった。そしていよいよ演奏だが、曲は新譜の先行シングルとしてリリースされている『The Hindu Times』。メンバーの立ち位置はフロントにリアム、右にノエル、リアムの奥にアラン、左にアンディ・ベルとゲムといった具合。これは昨年のフジロックのときと同じで、これがバンドとして最もしっくりくるポジション取りなのかな。そして核となるリアムだが、独特の腰を落としてマイクの前に立つさまは相変わらず。しかし、声の調子はよさそうに見て取れた。シガレッツ&アルコールは自制しているのかな?他に気になったのはアンディ・ベルで、それまでは甘いマスクだったのが、ヒゲをのばして渋味を帯びたたたずまいになっていた。
今回はいわばプロモーションで、9月にツアーで来日することが発表になった。もう少しすると新譜もリリースされるし、オアシスはまだまだこれからだと信じているワタシにとっては、楽しみな日々が続くことになりそうだ。
関連記事
-
ノエル・ギャラガー、トロントでの公演中に襲われる
カナダのVフェスティバルに出演中だったオアシスのライヴにおいて、『Morning Glory
-
オアシスモード(1)
ワタシが沖縄に行っている間に、オアシスの来日公演は始まっていた。25日と26日に、東京は代々
-
リヴ・フォーエヴァー(2004年)
90年代半ばに英国音楽界に起こったムーヴメント、ブリットポップに焦点を当てた映画で、オアシス
-
オアシス(Oasis)『Definitely Maybe(DVD)』
オアシスのDVD『Definitely Maybe』を観た。94年にリリースされたファースト