クイーン(Queen)@BS熱中夜話
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最終更新日:2021/02/07
Queen クイーン, ジョン・レノン, ビートルズ, フレディ・マーキュリー
NHK-BS2の『BS熱中夜話』にて、2週に渡ってクイーンを特集していた。テーマは極めて明快で、1週目ではフレディ・マーキュリーを、2週目で他3人のメンバーを扱っていた。
スタジオには、例によって熱狂的ファンが集まり、それぞれが各メンバーへの想いをこめてベストソングを選び語っていた。クイーンはフレディがヴォーカルとピアノ、ブライアン・メイがギター、ジョン・ディーコンがベース、ロジャー・テイラーがドラムと、いちおうそれぞれにパートがあってバンドの形態を成しているのだが、全員が曲を書き、全員がコーラスをこなせるというグループでもあった(これはある意味ビートルズに近似している)。
スタジオに集まった人の中には、フレディになり切っている人や、ブライアン・メイの自作ギターをまんま自作したという人も登場。ゲストにはパッパラー河合やミュージカル俳優、東郷かおる子などがいて、それぞれのプロとしての視点でクイーンを語っていた。ブライアンがピックではなくイギリスの6ペンスコインでギターを弾いていたという話は、とても素敵だった(現在はオーストラリアのコインを使用しているとのこと)。
クイーンは本国よりも先に日本での人気がついたバンドだが、ワタシは世代的のその絶頂期を体感することもなく、そしてバンドはフレディの死によって解散してしまった。ワタシはきちんとクイーンの音楽を聴いておらず、またそのきっかけもないまま今に至っている。なので、現在ポール・ロジャースを加えて活動中のクイーンも、どうとらえていいかわからず結局手を出していない。
ただ言えるのは、リアルタイムでロックアーティストの死に衝撃を受けた最初が、フレディだ。ジョン・レノン、ジョン・ボーナム、キース・ムーンの死は後追いで知ったが、フレディのときのことは今でも覚えている。自らがエイズであることを公表したのが一般のニュースで世界中をかけめぐり、その翌日にフレディが亡くなったというニュースが世界中をかけめぐったのだ。
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